食べ歩きや椅子の独占はNG

　移動しながらの飲食はマナー違反です。飲食スペースに移動し、止まって飲食しましょう。

　また、会場に用意された椅子を長時間占領するのも避けたい行為です。少しの休憩でしたら良いですが、荷物を置いて席を確保して料理を取りに行ったり、グループで居座ったりするのもマナー違反とされています。

　椅子は、長い時間立っていることが難しい方、体調が優れない方などへの休憩用として設置されているのが一般的です。「必要な人が一時的に休むためのスペース」として、譲り合って利用しましょう。

印象に差が出るさりげない行為

　皿に料理をのせるときは、「温かいもの」と「冷たいもの」を1枚の皿に一緒にせず、別で取るのも大事なポイントです。最もおいしい状態で食べることが、作り手への配慮となります。

　また、冷たいドリンクが入ったグラスは水滴がつくため、手に持つなら紙ナプキンを巻く、テーブルに置くときは紙ナプキンを下に敷くなどして、手やテーブルを濡らさないようにしましょう。

　さりげない行為ですが、気配りのできる人として、印象に差が出ます。あまり堅苦しく考える必要はありませんが、周囲への配慮を忘れずに。スマートな振る舞いを心がけ、自分も相手も心地良い時間を過ごしましょう。

（Hint-Pot編集部）