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「おおー天才か!」と脱帽 万博帰りの5歳児、幼稚園教室で大屋根リングを“再現” 友達と3日かけて誰も壊さず…設計者も驚嘆
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大阪・関西万博の旅行にインスピレーションを受けて、5歳児が生み出した“作品”にびっくり──。幼稚園の教室に、万博のシンボルとなる建築物「大屋根リング」のオブジェが出現しました。大人顔負けの再現度、インパクト抜群の出来栄えは、SNSで反響を呼んでいます。投稿者のお父さんに話を伺いました。
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家族で万博旅行 「初めて目にする大屋根リングを前に、『わ~! すごい~! でっか!』と驚いていました」
「先月万博に行ったことがすごく思い出になったみたいで、5才の息子が幼稚園のお友達と力を合わせて作ったらしいです!」
X(ツイッター)で報告したのは、ツグフィー(@Angela_Tsugu)さん。「息子はトミカと砂場遊びが大好きな5才児(年長)の男の子です。ツグフィーは33歳父、プラレール派です」と言います。
万博観光は5月下旬の日曜日に、家族3人で行ったそうです。「近未来的な夢洲駅のコンコースから息子は大はしゃぎでした。入場して初めて目にする大屋根リングを前に、『わ~! すごい~! でっか!』と驚いていました。大人はリングの広さに驚きましたが、身長110センチの息子はその高さに驚いていたんだなあということを、今回の作品を見て気付きました。フューチャーライフゾーンに行くと、大屋根リングが見えなくなるところがあって、『大屋根リングはどこ~』と泣き出した姿がかわいかったです。それだけ彼にとって“万博の特別なもの”だったのでしょう。私も日の入りの時間帯に大屋根リングの上から神戸方面を望んだ夕焼けにとても感動しました」。万博の象徴は、息子さんをすっかり魅了したようです。
約2週間たって、息子さんの才能が開花します。幼稚園の預かり保育の教室内で、知育玩具を使い、お友達4人と一緒に先生の力を借りて、大屋根リングを再現したのです。
「通常保育の後、3時間弱、いろいろな学年のお友達と一緒に過ごします。その時間の中で、今回は、私の息子と同学年の年長のお友達2名、年中のお友達1名、年少のお友達1名、預かり保育担当の先生と、力を合わせて計3日間かけて作ったそうです。木材は『カプラ』というフランスの知育玩具で、幼稚園に前々からあるものです。コメントにも見られましたが、お友達が壊したりすることなく、むしろ一緒になって作ってくれたこと。本来はその日の内にお片付けをするものを週をまたいで残してくださった先生。本当に感謝しています」。みんなで一丸となった、まさに力作です。
ちなみに、「今回の取材に関しては園長先生にも相談し、『ぜひぜひ、紹介してもらってください』と許可をいただいております。園長先生自身、園内を案内する機会があって『こちらが万博会場です~』と小ボケをかましたところ『これSNSで見ました!』と反応があり、反響の大きさに驚いておられました」。こぼれ話を聞かせてくれました。
会場で買ったというミャクミャクケースの目薬がちょこんと置いてあって、キュートな仕上がり。投稿は3.5万件の“いいね”、3200件以上のリポストを集めていて、「感動…これはすごいなぁ…」「おおー天才か!」「すご~い!行った時間も、園でお友達と板を積み上げてる時間も、ぜーんぶひっくるめてプライスレスですね」「5才の子供からの目線でしかわからないダイナミックさ! 万博が終わったあとに、万博博物館作って永久保存したいと陳述書送りたいレベルです!」「これ凄すぎます。素晴らしい」「スゴイ!! 将来が楽しみですよ」「将来建築家ですね」「万博で展示しましょう!」「これ何日かかったんだ。。。そのままにして帰っていいことをOKした先生も素敵!!!」など、驚嘆と感動が広がっています。