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「不登校の7歳息子がまたおもろいやつ作った」 巧みな工作に称賛続々「才能の塊ですね」
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「不登校の7歳息子がまたおもろいやつ作った」。セロテープを材料にして巧みに作り上げられた“小さな教室の風景”がSNSで話題を集めました。見る人はみんなびっくり。「発想力もすごいし、器用さもすごい!!!」と感嘆の声が上がっています。母親でX(ツイッター)投稿者のおるぼるそ(@olbolso)さんにお話を伺いました。
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「息子の感性やクリエーティブな力をプレッシャーをかけないようにそっと見守っていけたら」
「まってくれ。
不登校の7歳息子がまたおもろいやつ作った。
テープと油性ペンだけでミニチュア教室つくったぞ」
セロテープの精緻な作品。“黒板”には「5+3=8 5+5=10」と黒いペンで書いてあります。算数の授業でしょうか。机の上にはノートにちょっとサイズ感のある鉛筆、床にはランドセルも置かれています。かわいらしいミニチュア教室ですね。
おるぼるそさんは「楽しいこと面白いことにアンテナを張る2児のお母さん」と自己紹介。夫婦と7歳の息子、5歳の娘の4人家族です。
今回、息子さんの力作を目の当たりにして、「リビングのそこらにいつも転がっているセロテープ、それを使ってこの世界観をつくったことにびっくりして、みんな見て!! 我が家の息子もこの作品もおもしろくない?!?! という気持ちで投稿しました」と語ります。
息子さんにも制作背景を聞いてみました。
「1年ほど前、テレビでセロテープで何か作っているのを見たことを思い出して、自分もやってみようと思った」そうです。
テーマはあるのでしょうか。「テーマは、、、学校ってこんなところやで~っていうのをテープで再現してみた。テープを折って粘着力をなくしたことが工夫したところ。テープとテープの接着はテープをくるっと丸めてボンドの代わりにした」。創意工夫のポイントを教えてくれました。
難しいところはアイデア力を発揮。「最初からテープだけで作ってみようとチャレンジした。机や黒板を自立させるのも難しかったけど、ペンのインクの感じを出すことが一番難しかった。塗った後に乾くまで手にインクが付かないように上からテープを巻きつけた」。細かいところまで気を払っていて、お見事です。
投稿は3400件以上の“いいね”を集めて注目の的。「めっちゃオシャレやし素敵!」「才能の塊ですね!!縮尺とか完璧!」「毎度毎度アイデアと完成度が素晴らしく感動しております!」「え!可愛いし発想が凄い!」「このまま売り物にできそうですね 凄い才能」「3Dプリンターみたい」と驚嘆の声が続々寄せられています。
おるぼるそさんは「ここまでたくさんの方に見てもらったりたくさんのお声をいただけるなんて思ってなかったので、びっくりしました。と同時にこんなに多くの人の心をつかむ作品をつくる息子にもびっくりです。夫婦で『なんか我らの子、すごいね・・・驚』と話しました」と感慨深げです。息子さんも大反響を喜んでいるそうです。
息子さんは他にも、スーパーマーケットで立ち寄った遊び場から着想を得て、オリジナルのUFOキャッチャーを作ってしまうほど、工作好きで才能にあふれています。
これからの子育てについて、おるぼるそさんは「昔からものづくりやお絵描きの才能の兆しはあったんだろうと思いますが、それほど気づかずにここまで来ました。少々思うことはあっても手出し口出しをせず本人の思うままに自由にすることを大事にそっと見守ったことで、この感性や才能につながったのかなと思います。これからも息子の感性やクリエーティブな力をプレッシャーをかけないようにそっと見守っていけたらと思います!」と言葉に力を込めました。
(Hint-Pot編集部/クロスメディアチーム)