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「おおー天才か!」と脱帽 万博帰りの5歳児、幼稚園教室で大屋根リングを“再現” 友達と3日かけて誰も壊さず…設計者も驚嘆
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「なんと大屋根リング設計者の藤本壮介さんご本人からリプライをいただいてしまいました」

息子さん自身はどう話しているのでしょうか。お父さんのツグフィーさんが「何が大変だった?」と息子さんに聞くと、「ぜんぶ」と答えたそうです。続けて、「詳しく教えてもらうと、『25か26つんでいくのをかぞえるのがたいへんだった』そうです。最近、100まで数字を数えられるようになったので、それが生きたと思います。先生は『○○ちゃんがんばった~! すごいよ~!』と息子を立ててくださったのですが、息子は『ぼくだけじゃなくて~○○ちゃんと~ちいさいぐみさんのおともだちと~せんせいもてつだってくれたし~みんなでつくった!』と答えていて、その言葉に泣きそうになりました」。手伝ってくれたみんなへの感謝の言葉。本当に素晴らしいですね。
ツグフィーさんは改めて、「私は、息子たちが作り始めた日に大屋根リングの一部分だけ完成した姿を見ていました。それだけでも『よく特徴を捉えてるなあ!』と褒めてあげました。翌週、お迎えに行った妻から『パパすぐに幼稚園に来てほしい』と連絡がありました。仕事から帰宅したばかりでしたが、すぐに幼稚園に向かいました。そしてその作品を目にした瞬間、『すごすぎる!!』と大拍手しながら声を張り上げてしまいました。木の組み方やちょっとでこぼこしているところ、ミャクミャクが上に乗れるところまで本物そっくりで、会場でそんなところまでよく見てたんだなあという感動、3日間かけて作り上げた忍耐力と集中力、そしてお友達と先生へのありがとうの思いで胸がいっぱいになりました」と振り返ります。完成までのドラマにグッときます。
完成した日に幼稚園の先生や保護者が集まってきて、絶賛しながら「これSNSにあげたらバズるよ」と盛り上がったことで、ツグフィーさんは友人に報告するといった感覚で投稿。続々と共感が寄せられて、思わぬ大バズりとなりました。「どんどん広まって、なんと大屋根リング設計者の藤本壮介さんご本人から『ありがとうございます! すごいです!!!』とリプライをいただいてしまいました。皆さん一人ひとりがすごい! と感じて広めてくださったことに本当に感謝しています。息子に『にほんじゅうのいろんなひとからコメントがきているよ!』と一つ一つ読み上げてあげると、本当にうれしそうな表情で、でもその苦労の裏返しか、どこかまんざらでもない様子でした(笑)」。息子さんにとっても人生の宝物のような出来事になりましたね。
5月に万博旅行に行った際、お土産をあまり買うことができず、「ミャクミャクのキーホルダーほしかった~」と息子さんは号泣してしまったそうです。家族で7月に再訪することを予定していて、ツグフィーさんは「次は“未来のバス”(自動運転バス)に乗ることを楽しみにしているようです。息子はトミカ派なので(笑)」と笑顔で話しています。
(Hint-Pot編集部/クロスメディアチーム)
