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アメリカ人「清潔さがヤバイ!」 初めての日本で想像以上の清潔さに驚きを隠せなかった場所とは
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多くの訪日外国人観光客が感動する、日本の街の清潔さ。ゴミひとつ落ちていない駅構内や歩道、丁寧に管理された公共空間は、海外ではなかなか見られない光景のようです。家族で日本へやってきたアメリカ人も、想像以上のきれいさに驚いた場所があるといいます。いったい、どんなところなのでしょうか。
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家族全員で初めての訪日 ルーツをたどる旅
アメリカのアリゾナ州から来た、ジョンさんとクリスティーンさん親子。家族4人で、2週間の日本旅行を満喫しています。
クリスティーンさんは母親が沖縄出身で、10代の頃に日本へ来た経験があるそう。今回は自分の息子と夫を連れ、40年以上ぶりの訪日となりました。滞在中には東京のほか、沖縄にも足を延ばす予定です。
「息子2人は16歳と18歳。記憶に残り、いろいろなことが判断できる年齢になってから連れてきたいと思っていました。彼らのルーツ、国の文化や伝統、人々を見てほしいと思っているんです」
「日本はクリーン」とわかっていながらも隠せない驚き

初めて日本の地を踏んだジョンさんは、興奮が止まらない様子。「東京は美しい街。すること、見るものがいっぱいあるし。間違いなく、また戻ってきたいです」と目を輝かせました。
これまで過ごしたなかでも、東京駅で目にした光景が印象に残っているといいます。
「日本はクリーンで、ゴミひとつ落ちていないというのは知っていましたが、びっくりしたのは、駅の階段とかが全然汚れていないことです。落書きもないし、清潔さがヤバイ!」
アメリカでは、1960年代頃から落書き文化が芽生えたといわれています。社会問題に発展し、1980年代には落書きを一掃すべく当時の市長が立ち上がったほどでした。公共交通機関、ビルの壁や公園などでもいまだに見られる光景で、なかにはバンクシーのように芸術的価値が高いとされる作品などもあります。
アメリカでは、公共の場にされた落書きが日常的な風景として受け止められていることも多いそう。ジョンさんは、日本が落書きのない美しい景観を保っていることに驚きを隠せなかったようです。
これから向かう先の沖縄では、また日本の違う一面を発見できるかもしれません。家族にとって、忘れられない旅になるといいですね。
(Hint-Pot編集部)