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「だからきれいなんですね」 グアムから来たアメリカ人カップルが日本で感激した光景とは
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世界有数の清潔さを誇る日本。落ちているゴミが少なく、きれいに保たれた道路を見て、感心する外国人は珍しくありません。グアムからやってきたカップルは、日本である光景を見かけて、なぜ清潔であり続けられるのかという理由を実感したそうです。いったい、どのような光景だったのでしょうか。
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「自分が好きなものは日本のものが多い…」
グアム在住のアメリカ人カップル、ラファエルさんとジャスミンさん。4日間滞在し、東京の観光を楽しんでいます。実は、これまで日本を訪れる機会はなかったというふたり。それには理由があったとラファエルさんはいいます。
「日本は、日本語ができないと旅は難しいという情報を見ていたし、そういうイメージがずっとありました。グアムからだとアメリカ本土はすごく遠いんですけど、旅の選択肢としてアメリカはあっても、日本はこれまでなかったんです」
一方、ジャスミンさんは「日本に行きたい」と思ったきっかけを教えてくれました。
「サンリオとか、自分が好きなものは日本のものが多いんです。だから、行ってみようよ! と来てみることにしました」
街なかでゴミを拾う清掃員の姿に驚き
日本を満喫しているふたりに日本で印象に残ったことを尋ねると、真っ先に返ってきたのは「街の清潔さ」でした。とくにジャスミンさんはある光景に驚いたといいます。
「感心したのは、街に落ちているゴミをピックアップする人がいることです。小さなゴミでも拾って、歩いて回っていました。だからきれいなんですね」
日本では、行政機関が雇用した清掃員や地元の商店会、ボランティアなど、さまざまな人が連携し、街の美化に務めています。また、公共のゴミ箱が非常に少ないにもかかわらず、街が清潔に保たれている点も、外国人が驚くポイントのひとつでしょう。これは、多くの人が自宅までゴミを持ち帰るという習慣があり、公共の場をきれいに保とうという意識の高さが表れています。
残りの滞在でも日本ならではの文化や価値観にたくさん触れて、楽しい思い出を持ち帰ってほしいですね。
(Hint-Pot編集部)