いぬの性格はさまざま。社交的で、積極的にコミュニケーションを取ろうとする子もいます。X（ツイッター）では、種を超えた友情を築こうと、熱烈にアピールするいぬが話題に。相手からは完全スルーされるも、その健気な姿に、多くの人が心を掴まれています。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。

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種を超えて仲良くなりたいいぬにほっこり

「誰とでもお友達になれるわけじゃないのよ……」

　そんなコメントとともに投稿された動画には、1匹のいぬが映っています。その視線の先には、湖の中で佇む白鳥が。いぬは前足をパタパタと動かし、まるで「おいでおいで」と誘っているかのようです。

　そして、リードを引っ張りながら、二足立ちで熱心にアピール。しかし、白鳥に思いは届かず、完全にスルーされてしまいました。

　投稿は14万件もの“いいね”を集め、大きな話題に。リプライ（返信）には「一生懸命アピールしてますね」「かわいすぎる……」「笑える！　微笑ましい」など、いぬの健気な姿に心を奪われる人が続出しています。

白鳥に熱烈アピールするピカルディくん

　白鳥に大興奮していたのは、ポメラニアンで4歳の男の子「ピカルディ」くんです。飼い主さんによると、湖のあたりを散歩していたときに白鳥を見つけ、興味津々で近づいていったそう。

　飼い主さんは安全のために、リードを引いて止めようとしましたが、ピカルディくんの熱烈なアピールは止まらず……。その後、飼い主さんが抱っこして湖から離れるまで、白鳥に夢中だったようです。

「離れたあとも名残惜しそうに、キュウキュウ鳴いていました。白鳥はずっと無反応でした」

　飼い主さんは、この予想外の出来事に思わず笑ってしまったそう。ただ、ピカルディくんの行動には疑問を抱いたといいます。

「わんちゃんが相手だと、あいさつしたり、気が合う子なら遊びに誘ったりしますが、ここまで熱烈にはなりません。鳥とお友達になりたいのは『なんで……？』という感じなのですが、普段からハトを追いかけるなどしているので、大きな鳥を見つけてテンションが上がったのかもしれませんね」

　普段からとてもフレンドリーなピカルディくん。今回は残念ながらお友達になれませんでしたが、ピカルディくんの熱い思いは、きっと白鳥にも届いていたでしょう。

○取材協力：ポメのピカルディ（@pomepomePicardy）さん

（Hint-Pot編集部）