Hint-Pot | ヒントポット ―くらしがきらめく ヒントのギフト―

カルチャー

「パリにあまりないから」 フランス人が日本で感動 初めて食べた印象的な食べ物とは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

フランス人の(左から)ドリアンさんとブランドンさん兄弟【写真:Hint-Pot編集部】
フランス人の(左から)ドリアンさんとブランドンさん兄弟【写真:Hint-Pot編集部】

 日本は食文化が豊かで、その味を求めて訪日する外国人も少なくありません。フランスから来た兄弟も、食体験を楽しみにしていました。さまざまな土地で、初めて出合う食べ物に驚きや発見があったといいます。いったい、どんなものを味わったのでしょうか。

 ◇ ◇ ◇

日本で再開したフランス人兄弟 大阪を満喫

 フランス出身のドリアンさんとブランドンさん。ふたりは兄弟ですが、現在は別々の都市で暮らしていて、東京で合流しました。

 兄のドリアンさんはフランス・パリに住んでいて、今回が初めての訪日。ひと足先に日本に到着し、鎌倉や広島、大阪、奈良などをめぐりました。とくに気に入ったのは大阪。街の明るい雰囲気に感激したそうで、「とても自由で、人が生き生きとして、すごく活気があった。食べ歩きも最高だったし」と振り返ります。

 一方、弟のブランドンさんはイギリス・ロンドン在住で、10年ぶり2回目の訪日です。「10年前は大学を卒業したばかりで、お金がなかったんだ。今回は少し大人になって、お金も少し使えるようになったから、自由に日本を楽しみたいね」と、久しぶりの日本に期待を寄せます。

日本で初めて食べた“粉もの”に感動

 ふたりでさまざまな場所へ足を運び、日本食も堪能。ドリアンさんには、お気に入りの食べ物がたくさんできたようです。

「僕はタイ焼き、たこ焼き、お好み焼きがおいしかったかな。あとはカレー。日本のカレーはおいしいよね。お好み焼き、たこ焼きはパリにあまりないから、初めて食べたんだ。寿司も食べたし、居酒屋にも行くことができたよ」

 ヨーロッパの食文化にはない独特の食感や味付けに、新鮮さを感じたというドリアンさん。一方、10年ぶりに日本を訪れたブランドンさんには、新たな発見があったそう。

「日本食というと、まだまだ寿司というイメージが強いよね。でも、魚の味や新鮮さはどこでも感じられるわけじゃない」

 島国の日本では、新鮮でおいしい魚介類が楽しめることで知られています。ただし、地域によって味や質に差があるものも。ブランドンさんは行く先々で味わった魚の味に違いを感じ、驚いていました。

 まだ続くふたりの旅。フランスにはない文化や食にたくさん触れて、素敵な思い出を作ってほしいですね。

(Hint-Pot編集部)