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「あれはなんていうの?」 スイス人にはなじみがない「初めて食べたけど、おいしかった」日本の料理とは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

スイスから来た(左から)レティシアさんとマーベリックさん【写真:Hint-Pot編集部】
スイスから来た(左から)レティシアさんとマーベリックさん【写真:Hint-Pot編集部】

 日本食の魅力のひとつは、バリエーションの豊かさです。地域特有の料理や、季節ごとに楽しめる旬の食材を使ったメニューなど、飽きることなく楽しむことができます。初めて日本を訪れているスイス人女性は、ある大阪名物の虜になったそう。彼女の印象に深く残った日本食とは、なんだったのでしょうか。

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「2年間かけて、長期休暇を取る準備をしてきたんだ」

 日本に3週間滞在する予定で、スイスからやってきたレティシアさんとマーベリックさん。東京や大阪、京都、箱根、奈良と全国各地をめぐる、盛りだくさんの旅です。

「3週間という長い旅行は、ふたりとも初めてなんだ。普段は、1週間くらい休みを取っていくことが多いかな。今回は念願の日本だから、2年間かけて、長期休暇を取る準備をしてきたんだ」

 実は、17歳の頃に家族と日本へ来たことがあるマーベリックさん。「日本はいい空気、バイブスが流れていて、文化、食事、何もかも最高だよ」と、再訪日できた喜びを語ります。

大阪名物のお好み焼きにハマったスイス人

 一方、日本へ来るのは今回が初めてのレティシアさん。とくに気に入った街は大阪だそう。そこで食べて、すっかりハマってしまった名物がありました。

「キャベツや麺を鉄板で焼いて、ふわふわにしたもの、あれはなんていうの? お好み焼きね! あれは初めて食べたけど、おいしかったよね。私たちにはなじみがなかったけれども」

 近年、訪日外国人からの注目度が上がっているお好み焼き。甘辛いソースの味わいや、さまざまな具材がたっぷり入ったボリューム感に、満足する人が多いようです。また、目の前で焼き上げてくれたり、自分で焼いたりすることができる店が多く、そのライブ感満載のスタイルも受けています。

 すっかり日本の虜になっているふたり。残りの滞在でも、日本のさまざまな食を体験しながら、新たな「おいしい」に出合ってほしいですね。

(Hint-Pot編集部)