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ママチャリの寿命は7年? 長持ちさせるためのお手入れや点検について自転車店に聞いた
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家庭でできるお手入れは?
――定期的なメンテナンスが必要とのことですが、家庭でできるお手入れを教えてください。
「月に1度を目安に、タイヤに空気を入れてください。パンクの防止や乗り心地の維持につながります。とくに、お子様を補助シートに乗せる場合はより負荷がかかっているので、空気入れは重要です。
また、チェーンへの注油も、3~4か月に1度くらい行えると良いですね。汎用性の高い機械オイルだと適正とはいえないケースもあるため、専用のものを使用するか、自転車店で対応してもらうほうが安心かもしれません」
より長持ちさせるためには定期点検も
――より長く自転車を長持ちさせるためには、どういった対応をすると良いのでしょう?
「車でいう車検のように、自転車も自転車店で定期的に点検をして、全体的なメンテナンスをするのがおすすめです。点検だけで済めば、費用もさほどかかりません。点検後に、取り換えが必要な部品の交換タイミングなどを、アドバイスしてもらえると思います」
――安全に自転車に乗るために、どのような状態になったら、修理や買い替えの検討をすべきか教えてください。
「事故やけがを防ぐためにも、とくにブレーキに不具合を感じたら、早めに自転車店へ持っていくことが重要です。経年劣化に関しては、車輪や駆動部の軸などに『ガタが来ている』と感じるようになったら、買い替えを検討いただく必要があるかと思います。また、電動自転車の場合は、モーターの寿命がひとつの目安です。
自転車は安い買い物ではないと思いますので、自転車店で点検を受けつつ、そうした相談もすると良いですね」
日常での移動に便利な自転車。安全に長く乗るために、お手入れや点検を怠らないようにしたいですね。
(Hint-Pot編集部)