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カビ対策の“神器”は100円ショップアイテム 掃除のプロが教えるおすすめ収納術とは
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湿度の高い夏、気になるのがカビです。普段から「カビを防ぐ方法」を実践すれば、掃除がもっと効率的で楽になります。たとえば、水回りで使っている石けんボトルやプラスチック容器を、床や台に置きっぱなしにしていませんか? ジメジメと水切れが悪い環境に加えて、食べカスや皮脂、石けんカス、髪の毛などが残っているとカビが発生しやすくなります。今すぐ対策を始めるなら、100円ショップの「ピンチカゴ」がお手軽です。「掃除しながら片づける」がモットーの整理収納アドバイザー・伊藤まきさんに、詳しいお話を伺いました。
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乾きにくい水筒や容器はピンチカゴに
キッチンでカビが発生しやすい場所といえば、蛇口周りとゴムパッキンの部分です。普段からの習慣として、飛び散った水滴をサッと拭き取りましょう。そのためにも、作業台の周りをすっきり保つことが大切です。
また、食器を洗ったあとの水気も、カビが生えやすくなる原因に。食器類に比べて乾きにくい水筒や保存容器などの容器類は、ピンチカゴに吊るすのがおすすめです。窓の近くに吊るせば、風通しが良く乾きやすいため、布巾で拭く手間もカットできます。

ピンチカゴから落ちる水滴をキャッチできるトレーがない場合は、タオルを敷いておくと簡単に片づけられます。
洗面台の「靴洗いグッズ」もセットで収納すると便利

洗面台周りに置きっぱなしになりがちな小物も、ピンチカゴにまとめましょう。
たとえば、ウタマロ固形石けんと洗濯ブラシのセット。一緒に使うものをセットで乾かせば、湿った環境を作らずに済みます。
浮かせて収納したほうが、乾きが早いのもうれしいところ。ちなみに、石けん入れは100円ショップの「キッチン小物の水切りグッズ」を使うと、ダブルの効果でしっかり水切りできます。