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「日本人は大好きなの」 ドイツ人が驚いた 日本ではよく食べられている、ドイツ発祥の意外な食べ物とは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

ドイツ人YouTuberのレナさん(スクリーンショット)
ドイツ人YouTuberのレナさん(スクリーンショット)

 日本には、外国が発祥ながらも、まるで日本で誕生したかのようにおいしく食べられているものが数多くあります。YouTubeチャンネル「LTブログ」を運営するドイツ人のレナさんは、母国向けのチャンネルを通じて、日本へ行きたいドイツ人を募りました。そして、その旅行に密着する企画をスタート。レナさんに案内されて、愛知県犬山市にある犬山城を訪れたドイツ人女性は観光中、日本人がドイツ発祥のお菓子を「大好きなの」と聞き、驚きの表情を見せました。そのお菓子とはいったい、なんなのでしょうか。

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「桜の季節に日本に行きたいと思ってた」というドイツ人女性のフェリさん

 初めて日本へ来るドイツの人たちに、日本の良さを伝えたいという思いから始まった今回の企画。その初めてのゲストとなったのが、ドイツ・ニュルンベルク出身、フランケン地方生まれという女性のフェリさんです。

 フェリさんは「旅行に行って写真を撮るのが大好き」で、レナさんのYouTubeチャンネルの大ファンだそう。今回が初めての日本旅行で、昨年、日本へ移住した友人に会いに来たといいます。

 中部国際空港セントレアに到着し、レナさんと出会ったフェリさんは、まず友人の住む家に向かいました。移動の車内では「日本は本当に魅力的。自然の観点からも建築の観点からも、とても写真映えする」とワクワクするばかり。故郷のニュルンベルクは旧市街が城壁に囲まれた街で、クリスマスマーケットが有名であることも教えてくれました。

ドイツ発祥のお菓子とはいえ「あんま食べないよね」

バウムクーヘンを味わう(左から)レナさんとフェリさん(スクリーンショット)
バウムクーヘンを味わう(左から)レナさんとフェリさん(スクリーンショット)

 翌日、再合流したフェリさんとレナさんは、犬山城へ足を運びました。城内の観光を終えると、メイン通りに出て食べ歩きを始めます。

 そこでレナさんがフェリさんを誘ったのが、バウムクーヘンのお店です。フェリさんは「バウムクーヘン!?」と驚いた様子でしたが、「日本人はドイツ発祥のバウムクーヘンが大好きなの」と聞かされると、納得した顔で店へ向かいました。

 そこで出合ったのが、米粉で作られているというバウムクーヘン。レナさんの「フェリが初めて日本のバウムクーヘンを食べるよ」という“実況”のもと、ひとくち食べたフェリさんは「おいしいね」と満足顔でした。

「ドイツでバウムクーヘンは食べる?」と聞かれたフェリさんは「あんま食べないね」と苦笑い。レナさんも「その通りよね」とうなずき、「日本人はドイツ人よりもバウムクーヘンを食べる」と伝えました。バウムクーヘンはドイツを象徴するお菓子ではありますが、日本のほうがなじみの深い食べ物のようです。

(Hint-Pot編集部)