おにぎりは、忙しい朝でも手軽に作れる心強い味方ですよね。とくに塩むすびは、具材がいらない分とてもシンプルですが、おいしさを引き出すのは意外に難しいものです。そんな塩むすびが、米を炊く際にたった4つの調味料を加えるだけで、コンビニエンスストアの味に早変わりすると話題になっています。投稿者のケポ（@kepo_05110201）さんに、詳しいお話を伺いました。

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各小さじ1でOK　4つの調味料が生み出す魔法のレシピ

　小学4年生の息子さんと小学3年生の娘さんのために日々、おいしい食事を作っているケポさん。子どもたちは塩むすびが好きで、普段からよく作っているそうです。

　話題になったレシピは「妻が職場の同僚と雑談していたときに教えてもらった作り方」とのこと。「試しに作ってみて」と言われて実際に調理したところ、驚きのおいしさに仕上がりました。

　作り方はとても簡単。浸水した米2合に対し、炊飯器の釜の規定のラインまで水を注ぎます。そこに白だしと酢、油、塩各小さじ1を加え、混ぜて炊くだけ。分量が覚えやすいのもうれしいところです。

　ケポさんは「やってみたら完全に“コンビニおにぎり”のあの味を再現していて感動した!!　冷めても最高」と大絶賛。できあがったツヤツヤなおにぎりの写真とともにXに投稿したところ、17万件もの“いいね”を集め、大きな話題になりました。

　リプライ（返信）には「それはやるしかないな」「有益な情報ありがとうございます」「冷めてもおいしいのはお弁当にもぴったりですね」「米に無限の可能性を感じる……」など、実際に試してみたいという声や称賛が多数寄せられています。

家事は夫婦で役割分担　料理はケポさんが担当

　ケポさんによると、家族の反応は想像以上に素晴らしいものでした。

「妻は『コンビニの味だ！　コンビニよりおいしい！』、子どもたちは『いつものおにぎりもおいしいけど、こっちのほうがおいしい！』と言っていました」

　ちなみに、ケポさんは料理を一手に担っているそう。夫婦間でしっかりと家事分担をし、子どもたちが心地良く暮らせるように日々、工夫を重ねています。

「料理はほぼ私が作っていて、妻は料理の“引退”を宣言しています。炊事洗濯掃除、買い物などはすべて私。妻は子どもの習い事関連を担当しています。2人目の出産後、年子の大変さに妻が疲弊していたのをきっかけにほぼ私がやるようになり、その体制は子どもが小学生になった今も変わっていません」

　また、子どもたちとともに料理をする時間も大切にしています。

「ときどき、お菓子作りなどを楽しんでいます。食育かはわかりませんが、料理や食材について本で調べてみたり、作る大変さを体験したりすることも大切にしながら、時間を共有しています」

　子どもたちの笑顔を見るため、さまざまな料理に挑戦しているケポさん。シンプルながらも驚きのおいしさを生む“コンビニ風おにぎり”は、忙しい日々の中でも手軽に試せるアイデアレシピですね。

（Hint-Pot編集部）