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「スウェーデンではなかなか食べられない」 日本食が大好きなスウェーデン人が虜になった、日本の国民食とは
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世界中から多くの人が訪れる日本。とくに食べ物を目当てにやってくる観光客も少なくありません。日本へ来るのは2回目のスウェーデン人カップルも、日本での食を楽しみにしているそうです。母国ではなかなか食べることができないけれど、帰ってからも食べたくなる、日本ならではの味とは、いったいなんなのでしょうか。
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「日本がとても気に入った」 再訪日のスウェーデン人
スウェーデンから日本を訪れたウィリアムさんとアマンダさん。ふたりが初めて日本を訪れたのは2年前。7~8人のグループでの旅行だったといいます。
そのとき、ウィリアムさんは「日本をとても気に入った」そうで、今回が2度目の訪日となりました。今回は3週間の長期滞在で、東京だけでなく、京都や大阪にも足を延ばす予定なのだとか。
「この前来たときに、文化、日本食、神社仏閣、買い物とか、それに日本の人たちにもとても感銘を受けて、また来たかったの」と、もちろんアマンダさんも再訪日をとても楽しみにしていたそうです。
「スウェーデンではなかなか食べられない」 日本のカレーが気に入りに
日本での食事も楽しみにしていたふたり。ウィリアムさんがとくに気に入っているのは、ラーメンです。「僕はやっぱりラーメンかな。典型的で申し訳ないけれど」と笑います。
一方のアマンダさんは悩みつつ、日本の国民食がお気に入りだと教えてくれました。
「チキンカツカレーかな。日本のカレー全般かも! スウェーデンではなかなか食べられないから」
独自に進化した日本のカレーは訪日外国人からも大人気。農林中央金庫が2023年に発表した「5カ国の訪日外国人に聞く 日本の“食”」によると、「自国で知られている日本の料理」という質問で、カレーライスは37.9%と高い認知度を誇ります。
「スウェーデンでは、月に1回だけ日本食が食べられる店へ行っているの。そこが唯一、日本の本場の味に近いと思ったかな。多分、お店をやっているのはモンゴル人なんだけれど」
すっかり日本食の虜になっているウィリアムさんとアマンダさん。滞在中は思う存分、おいしい食事を堪能してほしいですね。
(Hint-Pot編集部)
