いぬが自分のシッポを追いかけてくるくる回る姿は、見ている人を思わず笑顔にしてくれるものです。しかし、そのシッポに追いついてしまったらどうなるのでしょうか？　X（ツイッター）では、「変な生き物!?」状態になった柴犬の姿が話題となっています。どんな状況だったのか、飼い主さんに詳しいお話を伺いました。

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「どうなっているのか一瞬わかりませんでした」

「変な生き物!?」

　そんなコメントとともに投稿された写真には、一見すると何の生き物かわからない不思議な柴犬の姿が映っています。

　自分のシッポの根元に噛みついて、体は輪のようになっています。真後ろから撮影したため、シッポで顔が隠れ、どこが頭でどこがシッポなのか、見分けがつきにくい状態です。

　投稿はなんと2.5万件もの“いいね”を集めました。リプライ（返信）には「どうなっているのか一瞬わかりませんでした」「体が柔らかいんだワン」「一瞬、目の錯覚が起きましたwww」「見事にシッポに顔がハマっている」「自分のシッポに追いつくパターンがあるんだ」など、驚きの声が多数寄せられています。

「日々変な行動をしています」

　シッポを追いかけていたのは、柴犬の「鈴」ちゃん。7歳8か月の女の子で、くるんと巻いたシッポとクリっとした目がチャームポイントです。

　飼い主さんによると、鈴ちゃんの性格は「お嬢様気質で神経質、破壊大魔王」。水道の水や川など、動いている水は苦手ですが、水たまりなどの止まっている水には喜んで飛び込むという、ちょっと変わった好みを持っています。また、日々飼い主さんに飛び蹴りで愛情表現をしているのだとか。

　今回の奇妙なポーズが撮影された瞬間について、飼い主さんは詳しく教えてくれました。

「ボール遊びをして大興奮すると、シッポをがぶっとすることがたまにあります。このときもいっぱい遊んだあと、シッポに戦いを挑んでいました」

　その後、何回かシッポに噛みついたあと、まるで何もなかったかのように休んでいたという鈴ちゃん。実はこうした変わったポーズをすることは普段、あまりないそうですが、ちょっぴりおかしな行動をよくしているそう。

「先日は木陰で行き倒れていたり、石のテーブルの上で日向ぼっこしたりしました。暑いときには、穴を深く掘って潜るなど、日々変な行動をしています」

　柴犬愛にあふれる飼い主さんは、愛犬をモデルにしたミニチュア雑貨を作っているそうです。インスタグラムアカウント「りのす」（rinosu1107）では、そんな作品の数々を見ることができますよ。鈴ちゃんのような愛らしい柴犬がモチーフになった雑貨は、きっと見る人の心を和ませてくれることでしょう。

○取材協力：柴犬りん 龍之介（のすけ）（@shiba_rin1107）さん

（Hint-Pot編集部）