愛犬と過ごすうえで、食事や睡眠、散歩の時間を決めている飼い主さんは多いでしょう。しかし、ときには“いつも通り”にいかないことも。X（ツイッター）では、想定外の状況でもルーティンをしっかり守ろうとする柴犬が話題になっています。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。

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いつものフォトスポットで足を止めた柴犬

「雨降ってきたから急いで帰ろうとしているとき　いつも写真を撮っている場所で止まろうとしてくれた優しいいぬ」

　そんなコメントを添えて投稿された動画には、飼い主さんと一緒に歩く散歩中の柴犬が映っています。雨が降り始めたため、急いで帰ろうとしている飼い主さんに合わせ、軽快な足取りで歩いていました。

　しかし突然、ペースダウン。いつも立ち止まる場所に差しかかると、「写真、撮る？」と尋ねるかのように、飼い主さんを見つめました。

　この動画がXで公開されると、1万件もの“いいね”を集めました。リプライ（返信）には「優しい目してるな」「なんて賢いの」「『ママ写真は？』と問いかけるような表情がかわいいですね」「優しいんだね、癒やされました」「覚えてくれているの愛ですね」など、心を奪われる人が続出しています。

目が合うと撮影OK！　素敵な笑顔で応じてくれるまるちゃん

　11歳の柴犬「まる」ちゃんは、マイペースな女の子。3歳の頃から、散歩中に写真を撮るのがルーティンになっています。

「いつも電柱やポール、柵、花が咲いている場所の横で撮影しています。帰り道をのんびり歩いているとき、まるがふと立ち止まるところが撮影ポイントです」

　飼い主さんによると、まるちゃんは立ち止まって目が合うと、カメラを見つめながらニコッと笑ってシャッター音が鳴るのを待ってくれるそう。「かわいいね～」と繰り返し声をかけ、撮影しているといいます。

　ただ、今回は雨で撮影を断念。まるちゃんは信号待ちをしている間、首をかしげながら飼い主さんをじっと見つめていたそうです。

「信号が青になって歩き出したあとは、まるもすたすたと早足で歩いてくれました」

　まるちゃんと飼い主さんは、どうやら心が通じ合っているようです。いつものフォトスポットで撮影した、素敵なショットをまた披露してくれるのが楽しみですね。

○取材協力：祥＆柴犬のまるちゃん（@shomaruoneone）さん

（Hint-Pot編集部）