世界でもトップクラスと称される、日本の街の清潔さ。多くの人々が行き交っているにもかかわらず整然とした光景が、海外からの観光客を驚かせることも少なくありません。YouTubeチャンネル「日本食冒険記Tokyo Food Adventures」に出演したアメリカ人夫婦は、故郷ニューヨークとの比較から、東京の街に隠されたすごさを語っています。いったいどんなことに驚いたのでしょうか。

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「本当にきれいでピカピカ」

　アメリカ・ニューヨーク在住のジョナサンさんとステイシーさん。友人のスティーブンさんとシェリルさん夫妻とともに日本を訪れ、“本場”の天ぷらに舌鼓を打ちました。

　運営者のDaisukeさんは食事中、4人に「日本に来て一番驚いたことは何？」と質問しました。すると、まずステイシーさんが、大都市ニューヨークに住むからこその視点で、堰を切ったように話し始めます。

「びっくりしたのは本当に人が多いことよ！　東京はニューヨークよりも大きいわ！　そしてニューヨークよりずっときれいで秩序があるの！　本当にきれいでピカピカでびっくり！　人が多いのに整理整頓されているの！」

　絶賛の嵐にDaisukeさんも驚いた様子。ステイシーさんは「日本と比べると、ニューヨークはまるで管理できていない！（笑）」といいます。

　夫のジョナサンさんも、「ニューヨークはもっと狭くてギュッと詰まっている感じで、東京の場合は都市がどこまでも広がっているんだ！　ニューヨークも大きいけれど、東京ほどではないと感じるよ」と、街の様子の違いを説明しました。

「東京はもっと手入れが行き届いている」

　話は前日に訪れたという新宿御苑の思い出へ。ステイシーさんは、マンハッタンの象徴である公園と比較し、その完璧な美しさを語りました。

「新宿御苑に昨日行ったんだけれど、マンハッタンのセントラルパークみたいだった！　セントラルパークもきれいだけれど、東京はもっと手入れが行き届いているよね！」

　その言葉に、ジョナサンさんは「ゴミも全然落ちていない！」と続けます。すると、　ステイシーさんはさらに「セントラルパークもきれいで素敵なんだけれど、こっちは隅々まで完璧に手入れされているの！」と目を輝かせながら語りました。

　日本の街や公園は、公共のゴミ箱が少ないにもかかわらず、清潔さが保たれています。日本では「ゴミは持ち帰る」のがマナーとされ、多くの人が意識しています。また、街が美しく保たれているのは、地域住民や事業者による日々の清掃活動によるところも大きいでしょう。

　世界屈指の大都市を知る彼らだからこそ、より驚いた東京の姿。動画のコメント欄には、「自日本の良さ、国際的に共感してもらうことにとても幸せを感じますね」「みなさん上品で落ち着いていて素敵な方たちでした」「ニューヨーカーだなぁ」など、さまざまな声が寄せられています。

（Hint-Pot編集部）