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「名前を覚えるより簡単だよね」 アメリカ人が日本の駅で喜んだ意外なこととは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

日本の旅の魅力を語ったジェイソンさん(左)とリネルさん(スクリーンショット)
日本の旅の魅力を語ったジェイソンさん(左)とリネルさん(スクリーンショット)

 日本の鉄道システムは、その正確さや利便性だけでなく、独特の文化でも多くの外国人を魅了しています。YouTubeチャンネルで日本の魅力を発信する、アメリカ人YouTuberのジェイソンさんと妻・リネルさん。ふたりは日本の駅で耳にするある音について語り、その新鮮な視点に注目が集まっています。その音とはいったい何だったのでしょうか?

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「自分がどこにいるのかを知るのは楽しかった」

 ジェイソンさんは2019年に初めて日本を訪れて以来、すっかり虜になりました。そんなジェイソンさんは、リネルさんとともに「外国人が日本を愛する50の理由【外国人の初めての日本】」という動画で、日本の素晴らしさを世界に発信しています。

 そのなかで、ふたりが注目したことのひとつが、日本の駅で流れる“駅メロ”です。駅メロとは、発車時や列車接近時に流れるメロディのことで、各駅や路線によって異なる曲が使用されています。地域ゆかりの曲やCMソング、オリジナル曲などバリエーション豊かで、利用者に親しまれているものです。

 リネルさんは「どこの駅も違うメロディがあるの。自分がいる駅のメロディを学ぶのは楽しかったわ」と語ります。東京ディズニーリゾートを訪れるため、舞浜駅に降り立ったときには、人気アトラクション・スプラッシュマウンテンでおなじみの「Zip-A-Dee-Doo-Dah(ジッパ・ディー・ドゥー・ダー)」が流れてきたと振り返っており、とても印象深かったことが伝わってきます。

「メロディで自分がどこにいるのかを知るのは楽しかった」と話すリネルさん。それを受けて、ジェイソンさんも「(駅の)名前を覚えるより簡単だよね」と笑いながら付け加えました。ふたりにとって“駅メロ”は、単なるBGMではなく、日本の旅をより楽しくしてくれる要素のひとつだったようです。

 動画のコメント欄には「楽しく安心して過ごせたこと、何よりうれしいです」「私はむしろあなた方を称賛します」「私たち日本人にとっては普通のことを褒めていただき、ありがとうございます」など、新鮮な着眼点に称賛の声が多く寄せられています。

(Hint-Pot編集部)