日本が世界に誇るものは、日本食や独特な文化だけではありません。訪日外国人が、日本のテクノロジーに触れて驚くこともあります。日本を初めて訪れたドイツ人カップルは、日本各地をめぐるなかで目の当たりにした“技術”に、思わず目を見張ったそうです。ふたりが目撃したものとはいったい、なんなのでしょうか。

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SNSを活用し、旅を楽しむドイツ人カップル

　ドイツから初めて日本旅行にやってきた、アントンさんとアトニヤさん。ふたりは東京、京都、大阪、名古屋をめぐり、各地の観光スポットを楽しみました。

「東京は浅草、京都は金閣寺、豊国神社、大阪は難波八坂神社に行ったよ。TikTokに日本の観光スポットがいっぱい投稿されていて、英語の説明もあったから、そういう投稿で見た観光スポットにたくさん行ったね」と、アトニヤさんはSNSを活用して旅を満喫したといいます。

「いまだに店員さんがテーブルに来て、紙でオーダーを取るの」

　ふたりは旅をするなかで、日本ならではの技術に数多く触れました。アトニヤさんはとくに、飲食店での注文の取り方に感動したといいます。

「お寿司屋さんとかに行くと、注文をタブレットでするでしょ。あれ、本当にすごいし、ドイツでは見たことないよ。いまだに店員さんがテーブルに来て、紙でオーダーを取るの」

　また、旅の途中にホテルや空港で出合ったお掃除ロボットにも、驚きを隠せなかったようです。

「ホテルとか空港とかに、お掃除ロボットがいるのも驚きだわ。人が来たらちゃんと止まるし、アナウンスしながら掃除するから、まったく危険じゃないわね。人件費がいらないのもメリットだね（笑）」

　母国にはない技術や取り組みを目の当たりにし、日本旅行の思い出がより印象的なものになった様子のアントンさんとアトニヤさん。旅を続けるふたりに、さらに素敵な思い出が増えていくといいですね。

（Hint-Pot編集部）