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ヘンリー王子 兄のウイリアム王子、キャサリン妃夫妻と関係修復 しかし新たな「確執」も 英紙報じる
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「チャールズ皇太子とカミラ夫人夫妻との関係は複雑で微妙」と近親者語る
メーガン妃との結婚以来関係がギクシャクし始めて、昨年のテレビインタビューではヘンリー王子が「別々の道を歩んでいる」と話して不仲が公になったウイリアム王子とヘンリー王子。しかし今回の「王室引退」を機に話し合いを持ち、兄弟の関係は修復したという。しかしその一方で、今回の一件でチャールズ皇太子夫妻との関係には「新たな確執」が生じ、複雑で微妙と報じられた。かつては平穏だったはずの父と息子3人の絆だが、修復される日は来るのだろうか。英紙が報じた。
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英大衆紙「ザ・サン」が「2年間に渡る不仲に終止符」と報じた記事によると、ヘンリー王子とメーガン妃夫妻が「主要王族から退く」意向を受けて、エリザベス女王がチャールズ皇太子とウイリアム王子を交え、ヘンリー王子と今後を話し合った緊急会合の裏側で、兄弟が水入らずで話し合いをして関係が修復されたという。
ウイリアム王子とヘンリー王子は、ヘンリー王子がカナダに移住する前に「ふたりを仲違いさせるような注進ばかりする人間を遠ざけ、男同士、兄弟同士でしっかり話し合うことにしました」と近親者は証言する。
そして、“もちろん今も考え方の違いがある”とした上で「ふたりの関係に兄弟の温かみを取り戻し、今は離れ離れになることを悲しんでいます」と語る。仲良しだったウイリアム王子とヘンリー王子、そしてキャサリン妃。メーガン妃との結婚後に「ファブ4」と人気を博した兄弟夫妻の関係は、一時の「冷え込み」から脱出したようだ。
しかしその一方で、今回の一連の“騒動”で、ヘンリー王子と父のチャールズ皇太子との関係は「微妙だ」という。
同証言者は「この1週間でウイリアム王子とヘンリー王子の関係は大きく修復しました。しかしチャールズ皇太子とカミラ夫人との関係は今も複雑で微妙なものがあり、お互いの信頼を取り戻すには多少の時間がかかります」と話す。
父親との関係に多少の確執が残ったとはいえ、ウイリアム王子との関係修復は朗報。「王室を去るにあたって大きな悲しみを感じる」と本音も明かしているヘンリー王子だが、未来の国王との関係修復で、王室との絆は今後もしっかりと保たれるに違いない。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)