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「日本では食べられるのに驚きしかなかったわ」 フランス人が苦手を克服 「フランスでは食べたことがなかった」食べ物とは
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いまや世界中で愛されている日本食。初訪日のフランス人男性は、ある日本の食べ物が苦手で、母国で一度も口にしたことがなかったといいます。しかし、滞在中に挑戦し、苦手を克服しました。その食べ物とはいったい、なんなのでしょうか。
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「どれもとてもフレッシュ!」と感激
日本へ来るのは今回が初めてだという、南仏出身のジャンミシェルさんとセリーナさん夫妻。15日間の滞在で東京をはじめ、大阪、京都、広島の宮島、箱根などをめぐります。
「夫が、日本の文化に興味があったから来たんです」とセリーナさん。訪日外国人に人気の富士山登頂を計画するなど、日本を満喫するための準備は万端なようです。
美食の国・フランスからやってきたふたりですが、日本の食事にはとても満足しているそう。ジャンミシェルさんは「最高においしい! フレンチもおいしいけれど、それ以上に日本食はおいしいね」と笑顔で語ります。
ジャンミシェルさんには、母国で人気でも、苦手な食材が使われているため避けてきた日本食があるといいます。それは、握り寿司です。
「フランスでは、寿司なんて食べたことがなかったんだ」
世界で広く親しまれている日本の寿司。しかし、生魚を食べる文化がない地域では、ジャンミシェルさんのように寿司に抵抗を感じる人も少なくないでしょう。“本場”である日本で初めて寿司を食べたジャンミシェルさん。その反応は驚きのものでした。
「夫は生の魚が嫌いなの。それなのに、日本で寿司は食べられたうえに『好き』って言うのよ!(笑)日本では食べられるのに、驚きしかなかったわ」
セリーナさんも、日本の魚は「どれもとてもフレッシュ!」だと感激したそう。日本の魚介類が新鮮である理由は、鮮度を保つための冷却技術や輸送方法にあります。漁港で水揚げされた魚は、氷でしっかりと冷却されてから、冷蔵・冷凍の設備を整えた輸送車両や船舶で市場へ運ばれます。
また、魚を生け簀で生かし続ける技術も進化しており、生きたままの魚を運ぶことも可能です。これにより鮮度が保持され、まさにとれたての新鮮さを楽しむことができるのです。
これから念願の富士山に挑むふたり。安全に配慮して、日本ならではの体験をたくさん楽しんでほしいですね。
(Hint-Pot編集部)
