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「その手があったか!」 灼熱の万博で見つけた“暑さ対策” SNSで想定外の大バズり
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大阪・関西万博に遊びに行ったら、あまりの暑さで、行列に並ぶのを断念。たまたま近くにあった海外パビリオンに入ると、思わぬ発見がありました。それは「日傘よりも便利」な優れものでした。SNSで報告すると、思わぬ大反響に。投稿者にエピソードを聞きました。
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「娘と『かわいいね』と言いながら悩んでいたら…」
「2時間待ちのアメリカ館を諦めて入ったベトナム館でとても良い笠を買いました
帽子よりも日差しが防げて日傘よりも便利。こういうのが欲しかったのよ」
100点満点の絵文字と共に、X(ツイッター)に投稿したのは、山本夏子(@yamamotonatsuko)さんです。「小学5年生の娘と遊びに出かけるのが好きです。子どもとの思い出を短歌に綴っています」。今回、3連休初日の今月19日に、娘さんと2人で万博へ出かけたそうです。
「朝9時入場でアメリカ館へ行ったらすでに2時間待ちの列ができており、炎天下で並ぶのは諦めて、近くのベトナム館へ入ってこの笠を見つけました。娘と『かわいいね』と言いながら悩んでいたら、ベトナム館の女性に強く勧められて買うことにしました」
購入したのは、ベトナムの伝統的な帽子「ノンラー」。その使い勝手について山本さんは「帽子よりも広い範囲で日差しを防ぐことができて、かぶったときに頭に密着しないので快適です。日傘のように開閉する手間が省け、両手が空くので便利でした。ただ、かぶっていない時にはとてもかさばります」。率直な評価を教えてくれました。ちなみに、大人用で2000円で、子ども用は1600円のお値段。大人用を1つ買ったそうです。
暑さ対策アイテムを紹介する投稿は3.1万件以上の“いいね”、4200件以上のリポストを集める大反響。「これいいかも」「これめっちゃ欲しい」「この笠、本当に流行らないかな?」「暑い夏にピッタリだ!」「やはりこれだよな」など、驚きと共感が続々と寄せられました。
「男は日傘にちょっと抵抗あるけど、その手があったか!」の声も

他にも「男は日傘にちょっと抵抗あるけど、その手があったか!」「これと同じ様な日本バージョンのやつ、おばあちゃんが農作業する時に良く被ってたなぁ」「それ、同じようなのが日本にもありますよね。釣りをする人が被ったりするの」など、さまざまな声が届いています。
想定外の大バズり。「娘がかぶっているのを見て、自分の分も欲しくなりました。ベトナムでは普段使いされているので、この投稿をきっかけに日本でもはやってほしいと思います。どこかの企業が、折り畳めるタイプのノンラーを開発したら大流行するんじゃないでしょうか」と、期待感を語ります。
いよいよ夏休みですが、今年も過酷な暑さが予想されています。夏の万博を経験した山本さんは「夏休みの万博は本当に暑いので、熱中症には十分お気を付けください」と、健康管理へのメッセージを寄せました。
(Hint-Pot編集部/クロスメディアチーム)