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「汚くて不衛生だったよ」「ああいうの嫌なんだよね」 アメリカ人が日本の清潔さに感動 実感した場所とは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

新幹線車内の多目的トイレに感動

ジェイソンさんと旅を楽しむブルースさん(スクリーンショット)
ジェイソンさんと旅を楽しむブルースさん(スクリーンショット)

○「ああいうの嫌なんだよね」 アメリカ人が日本のトイレで驚いた、意外な工夫とは

 ブルースさんを連れて東海道新幹線に乗車した際は、車内の多目的トイレを案内したジェイソンさん。ブルースさんは自動開閉ボタンを押して中に入ると、広々とした空間とベビーキープの設備に「うわぁ! これすごいね」と目を輝かせました。

 とくに彼の心をとらえたのは、ボタンひとつで便座が上下する機能でした。「本当すごい。すごくいいね。ああいうの嫌なんだよね、便座を手で触らなきゃいけないのとかさ」と、衛生面での配慮に感動した様子。手を触れずに操作できる点が、ブルースさんにとって大きな驚きだったようです。

 見学後、ジェイソンさんに感想を聞かれたブルースさんは「手を洗ったあと、洗面台で水を流すんだよ」と、洗面台の横にも便器洗浄ボタンが備わっていることを誇らしげに伝えました。使いやすさを追求した日本の新幹線トイレの工夫に、すっかり魅了されたようです。

「それは素敵な伝統であり、重要なことなんだ」

○「汚いものを持ってきてしまうから」 アメリカ人が感心 「理に適っている」と思った日本の習慣とは

 これまで7回の訪日経験があるジェイソンさんは、清潔さを保つある習慣にも注目しています。それは「靴を脱ぐ」ことです。

 ジェイソンさんは「僕たちは日本の家に入るときに靴を脱ぐのが大好きなんだ」と語り、飲食店にある小上がりで靴を脱いで上がる妻・リネルさんの姿も紹介しています。

 さらに「道を歩いていると汚いものを持ってきてしまうから。それは理に適っているよね」と解説しました。外の汚れを室内に持ち込まないという衛生観念や、家などを大切にする精神に、大変感心した様子です。

「それは素敵な伝統であり、重要なことなんだ」と強調したジェイソンさん。次に訪れるときも、きっとまた新しい発見と感動が待っていることでしょう。

(Hint-Pot編集部)