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熱くなったスマホを冷ましたい→うっかりやりがちな行動が“水没”の原因に!? やってはいけない冷却法とは
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猛暑の夏に気をつけたいのが「スマホ熱中症」です。高温の環境下や充電中にスマートフォンを使用し続けると、内部に熱がこもって熱くなることがあります。そのままにしていると劣化や不具合を招く可能性が。家電量販店のエディオンは公式TikTokアカウント(@edion_pr)で、スマホが熱くなった場合の対処法を紹介し、注目を集めています。
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バッテリーが劣化するとデータ損失のおそれが
「充電中、スマホがめちゃくちゃ熱くなることありますよね? それ危険なサインです」
こんな内容から始まる動画では、充電時のスマホが熱くなる現象を取り上げ、スタッフは「それ、バッテリーの劣化の可能性があります」と警告しました。バッテリーの劣化によってスマホが故障すると、大切な写真や動画データ、音楽データ、アプリデータ、LINEの履歴などが失われる可能性も指摘しています。
そうした事態を防ぐために、動画内でスマホが熱くなったときの対処法を紹介しています。まず「起動中のアプリがある場合は、すべてのアプリを閉じてみる」。それでも熱が収まらない場合は「使用を控えて自然冷却」させると良いそうです。
スマホを使わない状態で放置しても冷えない場合は「バッテリーに異常が起きている可能性があるので、バッテリーが膨張していないか確認してください」と注意喚起。「バッテリーの膨張は重大な事故につながる可能性があるので、すぐに電源を切り、バッテリーの交換・修理を」と続けています。
「故障の原因になる」NG行動
また、早く冷やそうとして、冷凍庫や冷蔵庫で冷やせば良いと考える人もいるかもしれません。しかし、この行為もスマホの故障につながるおそれがあるといいます。
「冷凍庫や冷蔵庫で急激に冷やすと、スマホ内部の空気中の水蒸気が水滴に変わり、結露して基盤の水没による故障の原因になります」と説明しています。
未然にスマホの劣化を防ぐためには「充電中は操作をやめる」「不要なアプリは停止・削除する」ことを推奨。この動画のコメント欄には「ためになりました」といった声が寄せられています。
(Hint-Pot編集部)
