子どもが家の壁や家具に残した落書きは、成長の小さな足跡として、家族の思い出になることがあります。なかには、思わず笑みがこぼれるような、心温まるメッセージが隠れていることも。X（ツイッター）では、子どもが棚に刻んだ落書きが注目を集めています。多くの人から感動の声が上がった理由とは？　投稿者のもちま（@mochima_ma）さんに詳しいお話を伺いました。

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大好きなママへのメッセージにほっこり

「ランドセルを置いている棚に見つけた落書き。消せない……！」

　そんなコメントとともに投稿された写真には、明るい色の木製家具が写っています。そこには、鉛筆で綴られた手書きのメッセージが。

　なんと、子どもの字で「ままだいすきだよ」と書かれており、文末には笑顔のマークが添えられています。ひらがなで書かれた、子どもの素直な思い。簡単に消すことのできない、いつまでも大切に残しておきたくなる、温かみのある落書きです。

　この投稿には9000件を超える“いいね”が集まりました。リプライ（返信）には「なんなら油性ペンで上書きしたいくらい」「それは落書きではない！　お宝！」「もはや作品」など、多くの共感の声が寄せられています。

次男がランドセルを置いている棚に刻まれたメッセージ

　もちまさんは、30代の夫、小学2年生で8歳の長男、小学1年生で6歳の次男の4人家族。今月末には第3子が産まれる予定です。子育てで忙しい日々のなか、思いがけない発見がありました。

「こんなところに落書きして～と見たらこの文が書いてあったので、かわいいなと思って投稿しました。こっそりこれを書いている姿を想像すると、かわいくてキュンとします！」

　落書きを見つけたのは、次男がランドセル置き場として使っている棚でした。ただ、書いたのが長男なのか次男なのかはわからないそうです。

「字と場所から、次男が書いたものだと思いますが、本人には確認していません。もしかしたら、恥ずかしがって消してしまうかな？　と思って、私が気づいたこともまだ話していません」

　思いがけないメッセージに、多くの人が感動。落書きを消してほしくないという声も上がりました。「いろんなアイデアを楽しく拝見しました。写真には残したので、今のところこのままにしておくつもりです」と、もちまさんは話します。

　子どもの純粋な気持ちが綴られた落書き。それは、どんな高価なものよりも価値のある、家族の宝物になりました。

（Hint-Pot編集部）