防犯に欠かせないインターホン。しかし、思わぬ形で笑いを誘うことがあります。X（ツイッター）では、インターホンに保存されていた柴犬の姿が、3万件もの“いいね”を集めて話題に。いったい、どんな表情を見せていたのでしょうか。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。

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ホラー感すら漂う!?　インターホンに映った柴犬に爆笑

「インターホンの保存見て　爆笑しちゃう我が子の顔」

　そんなコメントとともに投稿された、インターホンのモニター画面の写真。そこに大きく映っているのは、抱きかかえられた柴犬です。

　映り込んだ角度や照明の影響で、やけに険しい表情に。顔に影が落ちて、どこかホラー感も漂っています。

　この写真は、Xで3万件もの“いいね”を集めました。リプライ（返信）には「なんでそんな治安悪いの」「絶対居留守使うやつだ」「めっちゃ強面　でもかわいい」など、多くの声が寄せられています。

「気が乗らないのかなと思っていたら…」

　話題を呼んだのは、6歳の柴犬「しろ」くん。飼い主さんによると、出会いはとてもドラマチックなものだったそうです。

　息子さんが家を出て寂しくなった頃、観ていたドラマの影響で、無性にいぬを飼いたくなったという飼い主さん。そこで、配偶者さんと相談して、いぬやねことふれあえる場へ行くことになりました。

「夫はあまり積極的でなく、気が乗らないのかな……と思っていました。でも、何匹かいた赤柴は抱っこしなかった夫が、柴犬を見て『この子、見せてください』と言って抱っこしたんです。ぎこちなく抱っこして、顔もにやけていました。『気に入ったの？　この子にする？』と言ったら、こっくりと首を縦に振りました」

家族の思い出が多くの人を笑顔に

　注目を浴びた一枚は、しろくんがまだ生後8か月だった、2019年10月に撮影されたものです。夕方の散歩から帰宅した際、飼い主さんはドアを開けてもらおうと、インターホンを鳴らしました。

「家に夫がいたので、しろを抱っこして、前足でピンポーンと押し『しろ帰ったよ～』と言って開けてもらいました。そのときの画面を撮影したものなのですが、かわいいので消すことができず、保存していました」

　写真を久しぶりに見返した飼い主さんは、あまりのかわいさに、思わず笑いが込み上げてきたそう。ホラーのように写ってしまった表情も、飼い主さんにとっては愛おしい思い出のようです。

　毎日、朝と晩に散歩へ連れ出してもらい、健康的な生活を送るしろくん。これからも飼い主さんとの素敵な思い出は増え続けていくことでしょう。

○取材協力：ちろ（@xYWsDRmcZE9m1g7）さん

（Hint-Pot編集部）