Hint-Pot | ヒントポット ―くらしがきらめく ヒントのギフト―

話題

57歳フリーアナが決断した「新しい家族の挑戦」 パリ→ミラノに移住 中村江里子さんが明かした子どもたちへの思いとは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

イタリア・ミラノ移住について語る中村江里子さん(スクリーンショット)
イタリア・ミラノ移住について語る中村江里子さん(スクリーンショット)

 住み慣れた土地を離れ、新しい環境へ足を踏み出すときに不安はつきものです。しかし、そうした変化こそが、新しい可能性を開き、自分を成長させる貴重な機会となることもあります。フランス・パリでの暮らしを発信している、フリーアナウンサーの中村江里子さん。夫の仕事で、イタリア・ミラノへの移住を決断したことを自身のYouTubeチャンネル「中村江里子のフランス暮らし」で発表しました。今回の移住は、家族にとって大きな転換点となりそうです。

 ◇ ◇ ◇

「みんながそれぞれ頑張るっていうことも含めての決断でもあった」

 中村さんは、フランス人で実業家のシャルル・エドゥアール・バルトさんと結婚。長女、長男、次女、3人の子どもを育て、フランス・パリで暮らしていましたが、シャルルさんの仕事に伴い、9月からイタリア・ミラノに1年間移住することになりました。

 今回の移住について、中村さんは「現時点では1年ということで、だったら単身赴任すればいいじゃないってきっと思われる方多いと思うんですけれども、フランスはわりと一般的に単身赴任という考え方がないんですね」と説明します。

 そのため、中村さんと夫、そして次女の3人がミラノへ移住することに。一方で長女と長男は9月から日本へ向かう予定だといいます。長女は1年間、長男は3か月間日本で過ごし、長男はその後アメリカへ行く予定だそうです。

「これも新しい家族の挑戦」と語る中村さん。家族それぞれが異なる土地で新しい経験を積むことになる今回の決断には、深い想いが込められていました。

「9月から、私たちの今までの5人でいた時間が完全に変わるんだっていう部分があって。私がたぶん一番だめだめになっちゃうのもあるので、それもあって環境を変えちゃう」と率直に心境を明かしました。

 きょうだい同士とても仲が良いという3人の子どもたち。とくに次女にとって、今まで一緒にいた姉と兄と突然離れることは大きな寂しさを伴うようです。しかし中村さんは「変えちゃうと私たちは集中しなきゃいけないし、みんながそれぞれ頑張るっていうことも含めての決断でもあったんですね」と、この変化を家族全員の成長の機会と捉えていると語りました。

 移住は一時的なものであり、パリには頻繁に戻る予定だという中村さん。それでも26年間慣れ親しんだ土地を離れることについて、さまざまな思いを募らせます。

「なかなかいろんなことが変わっていくので、変えるならいろいろなことをこのときに変えてみようっていう挑戦でもあります」と前向きに語る中村さん。「57歳になるんですけど頑張ります。還暦近いけど」と笑顔を見せながら、「いろんなことを初心に帰ってちょっと新たな刺激をもらって楽しんでいきたいと思います」と、新たな挑戦への意気込みを示しました。

 動画のコメント欄には、「ミラノ移住素敵ですね!」「私も同じ状況の中にいて勇気をいただけました。いくつであっても柔軟に変化に対応する姿勢に共感共鳴いたしました」「前向きに新たな挑戦を楽しめるって素晴らしいですね」「応援しています」といった声が上がっています。

(Hint-Pot編集部)