小さな子どもを連れての外食は、授乳やミルク作りなど、食事そのもの以外にも気を配らなければならない場面が多いものです。とある焼肉店で、店員の思わぬ心遣いに感動したという投稿が、ネット上で話題を呼んでいます。「子育て分かってる」との声が上がった店員の“神対応”とは……。生後8か月の子を育てる投稿者の女性に詳しい話を聞きました。

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ミルクを冷やすために水を頼んだら…まさかの容器での提供に驚き

「昨日焼き肉屋さんに行きました ミルクを作っていて湯冷ましがなく熱めのお湯だったので、『すみません、ミルクを冷やしたくてコップにお水いただけますか』とお願いしたところ、シャンパンを冷やすような大きな器が出てきました お手間をおかけしてすみませんでしたが、おかげですぐに飲ませてあげることができました ありがとうございました！」

　先月下旬、SNS上に投稿された写真には、氷水が入った大きなワインクーラーにミルクの入った哺乳瓶が浮かぶ様子が収められています。投稿者は続く投稿で「（湯冷しは外出先で切らしてしまってましたm(__)m） 氷も入っていたため一瞬で冷めました 赤ちゃんに優しい世の中で感謝でした」とお礼の言葉をつづっています。

　店員の粋な計らいに、ネット上では「すごい冷ましやすそう！」「これは店員さんわかってる人だね！！」「これ準備してくださった方はきっと子育て経験者と見た」「赤様にシャンパンコールしてあげるの想像してしまいました笑」「貴族の飲み物ですね！！」「これぞホスピタリティ」「神対応ですね！ 感謝です！」など、称賛の声が相次いでいます。

　34歳で、夫と生後8か月の娘の3人家族という投稿者。この日は東京・人形町にある焼肉屋で会社の食事会があり、当初は夫に娘を預ける予定だったものの、夫の仕事が長引いたことから急きょ娘も一緒に連れていくことになったそう。急な予定変更でミルク用の湯冷ましの用意がなかったところ、お店側のまさか対応に感激し、投稿に至ったと振り返ります。

　一連の反響について、投稿者は「こんな平凡な投稿に皆さんが目を留めていただいたことにびっくりでした。まだ生後8か月の子を外食に連れていくことには否定的な声もあるかと思いましたが、今回は面白い反応ばかりで心温まりました。電車のベビーカー問題や店内での乳児の泣き声など、育児に対してシビアな世の中ですが、このようなお店の親切なご対応に感謝しかありませんでした」と話しています。

（Hint-Pot編集部／クロスメディアチーム）