話題
「ここまで育つのですか!?」 ベランダ菜園でニンジンとゴボウを栽培 まさかのアイデアに大反響 活用した日用品とは
公開日: / 更新日:
葉野菜の栽培からスタート 根菜類でも大成功

革新的な栽培方法を実践している、ぽたろうさん。現在はベランダで22品種もの野菜を栽培していて、これまでにも数々の省スペース栽培テクニックをXで紹介し、注目を集めています。
ジッパー付き保存袋での栽培に取り組むきっかけについて、最初は葉物野菜からスタートしたと振り返ります。
「『葉物野菜くらいなら保存袋の大きさが鉢としてちょうどいいのでは?』との思いから、小松菜やリーフレタスなどを育てたところ予想以上の成果をあげたので、ならば根菜類はどうだろうとチャレンジすることにしました」
今回収穫されたニンジンとゴボウは、いずれも長期間の栽培を経て実を結んだものです。「ニンジンとゴボウ、どちらも今年の2月末スタートで189日の栽培期間でした」と、約6か月という長い時間をかけて大切に育てたそうです。
ぽたろうさんによると、栽培のコツは容器の安定性と排水性。細かな工夫の積み重ねが、成功の秘訣のようです。
「保存袋を鉢として使用する際、形を安定させるために底面を折りたたみテープで留め、マチを作ることが重要です。そのうえで、箸などで20か所ほど排水穴を開けます。Lサイズの袋を使うのであれば、1袋に対してニンジンは3株、ゴボウは2株育てるのが最適だと思います」
とれたてのニンジンとゴボウは豚汁の具材に

保存袋を用いた栽培の一番大きな魅力は、「ベランダ菜園のスペース問題をスマートに解消」してくれること。また、省スペースになるだけでなく「多品種を同時に育てられるので、さまざまな野菜を家庭にちょうどいい量収穫ができて大助かりです」と、ぽたろうさんは話します。
立派に育ったニンジンとゴボウは、さっそく食卓を彩りました。「すぐさま豚汁に。とれたてゴボウの香り高さがたまらない夕食でした」と、自分で育てた野菜の味は別格だったようです。
ぽたろうさんは、独創的な栽培方法について解説している「傘袋でジッパー袋で! 最高においしい野菜が1年中、楽しく作れる本」を上梓。省スペース栽培のアイデアや、野菜作りの楽しさを伝えています。
(Hint-Pot編集部)