子育ての日々には、思わず笑ってしまうような瞬間や、親として新たな発見をする場面がたくさんあります。X（ツイッター）では、思わず「男児を育てている」ことを実感したという一枚が話題に。その衝撃的な光景に、2.5万件もの“いいね”が集まっています。投稿者の松田（@yarukidoco）さんに詳しいお話を伺いました。

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家の廊下で遊ぶ男児　視線の先にはもうひとり男児が…

「男児を育ててるなぁと最高に実感してます」

　そんなコメントとともに投稿された写真には、自宅の廊下で遊ぶ男の子の楽しげな光景が写っています。

　白い壁に囲まれた廊下で、小さな男の子が片手を上に向け、何かを触ろうとしています。その指の先にはなんと、廊下の壁に両手、両足を突っ張るようにして、まるでロッククライミングのように体を浮かせているお兄ちゃんの姿が！

　頭が天井につきそうなほど高く登っており、足を大きく広げて壁を登るその姿は、忍者のようです。アクロバティックな技を披露する男児と、それに羨望のまなざしを向ける男児という、微笑ましい瞬間が切り取られています。

　投稿には2.5万件もの“いいね”が集まりました。リプライ（返信）には、「あぁー！　やった、やった！　懐かしい」「女ですが、私も子どもの頃やりました」「子どもってよじ登るの好きですよね」「天井まで行けるのが楽しく誇らしいんですよね」といった声が寄せられています。

「この危険な行動って男児ならではだなぁ」

　松田さんは、1女2男を育てるワーキングママ。壁に登っていたのは長男で、それを下で見ていたのは次男でした。気がつくと壁をよじ登っているという長男の行動には、毎回手を焼くといいます。

「『落ちたときに骨折しちゃうよ』『けがするとみんなが悲しい気持ちになっちゃうよ』などと注意をしていましたが、リスクを考えられない年齢なのでしょうね。今も笑いながら登り続けています。もう登れないように、壁に油でも塗ってしまおうかと（笑）」

　兄弟にはお姉ちゃんがいるものの、松田さんは長女や周りの親戚の女の子たちが壁を登っているのを見たことがなかったため、「この危険な行動って男児ならではだなぁ」と感じていたそうです。

　しかし、投稿への反応を見ると、女の子でも同じような行動をするというコメントが多数寄せられており、性別に関係なく子どもがやることなのだと、微笑ましく感じたそうです。

　兄弟はとても仲が良く、「兄弟がそろうと楽しくなってしまうようです」と、女の子と違う男児ならではの子育てに目尻を下げる松田さん。ひとりのときに見せない表情や行動も、兄弟が一緒になると倍増するのは、多くの親が実感することかもしれませんね。

　子どもたちの成長を優しく見守る松田さんは、「家庭を最適化して家族みんながハッピーに暮らす」をコンセプトにしたブログ「まつだのおうち最適化ブログ」を運営。日々の生活で行う工夫や、子育てでの発見を発信しています。

　子育てには大変な面もありますが、子どもたちの予想外の行動は、親にとってかけがえのない宝物になるでしょう。仲良しきょうだいが成長していく姿が、楽しみですね。

（Hint-Pot編集部）