小さな子どもを育てる日常には、ちょっとした工夫やアイデアが役立つ場面も多いもの。特に、じっとしていられない幼児のヘアカットは、多くの親が頭を抱える“難題”のひとつです。子どものお昼寝中、身近なものを活用して切った髪の毛を散らばらないように集める方法が、ネット上で「天才すぎる！」と大きな反響を呼びました。投稿者の女性に大絶賛を浴びている目からうろこのアイデアを聞きました。

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仰向けに眠る子どもの顔の上に、プラスチック製のエプロンをかけた状態で散髪

「お昼寝中に2歳の娘の前髪を切る方法」

　今月上旬、SNS上に投稿された写真には、すやすやと仰向けで眠る女の子の顔の上に、プラスチック製の幼児用スタイ（エプロン）がかけられた様子が収められています。スタイの首を通す輪の部分からは前髪が垂れており、切った髪の毛が顔にかかったり床に散らばったりすることなく、スタイの上に収まるようになっています。

　画期的なアイデアに、SNS上では「天才がいた……」「目から鱗すぎます！！！」「この発想はなかった」「なんでこういう事を思いつくの？」「天才はこうやって0から1を生み出すのだと知った」「めっっっっっちゃ有り難い情報です。ほんとうにありがとうございます」「ウチの子にしたら起きて、大惨事になりそうな予感」「苦労していた3年前に知りたかった」など、感嘆の声が多数寄せられています。

　投稿者は30代後半の女性で、自宅保育で2歳5か月の娘を育てているs_t_h（@milk_egg_soy_allergy）さん。娘は乳、卵、大豆にアレルギーがあり、SNSでは普段、食に関する悩みを投稿することが多いといいます。

「娘は前髪の毛量が多く、起きてるときに切るのは嫌がるので、昼寝のタイミングで切るようにしてます。切った髪が顔に散らばらないように、最初は透明なクリアファイルなどを顔に乗せて切っていましたが、不安定で髪の毛が落ちてしまうこともよくありました。あるとき、たまたまファイルが手元になくて代わりになるものを探していたところ、100均のスタイが目に留まりました。試したところ穴の大きさといい、素材の柔らかさといい、半透明さといい完璧で、これは世の前髪カットに悩む方々に見てもらいたい！　と思い投稿しました」

　実際に切るときは、前髪を少し濡らすとより散らばりにくくなるそう。ポケットを裏返しにして立体にしたほうがより髪の毛が集めやすいのでは、という声も寄せられたといいます。一連の反響について、投稿者は「同じ悩みを持つ方がたくさんいることを実感しました。この方法ならハサミが顔を傷つけることもないですし、うっすら顔が見えるのでカットするラインもわかりやすいですし、切った髪の毛も処理しやすいので、本当におすすめです」と話しています。

（Hint-Pot編集部／クロスメディアチーム）