どうぶつ
「竜宮城に連れてってもらえる可能性出てきた」 柴犬が登ったまさかの場所 昔話のようなユニークな一枚が話題に
公開日: / 更新日:

いぬのなかには、身近な場所を観察したり、自分の縄張りを確かめたりするために、高いところへ登りたがる子がいます。また、見晴らしの良い場所を好み、散歩中にちょっとした段差や石の上へ軽やかに飛び乗ることもあるようです。X(ツイッター)では、公園にある遊具の上へ登った柴犬に、注目が集まっています。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。
◇ ◇ ◇
素晴らしいバランス感覚でカメの上に乗る柴犬
「竜宮城に連れてってもらえる可能性出てきた」
そんなコメントとともに投稿された写真には、柴犬が写っています。リードをつけたまま、公園の芝生広場に設置されたカメの遊具の上に立ち、器用にバランスを取っているようです。
ただ、うつむいてカメの頭を見つめる姿は、少し不安げにも。カメに乗ってしまったら、浦島太郎のような展開を迎えるのではないかと、自分の身を案じているようにも見えます。
この写真がXに投稿されると、1.4万件の“いいね”を集めました。リプライ(返信)には「私もおともさせてくださ~い」「帰ってきたらおじいワンになっていると大変」「竜宮城でいっぱいごちそうしてもらわなきゃね」など、ユーモアあふれる声が寄せられています。
“小高いところ大好きマン”のろくくん

カメに乗っていたのは、柴犬で4歳の男の子「ろく」くんです。マイペースな性格で、散歩が大好きな食いしん坊だといいます。とても人懐っこく、いぬよりもねこや人間が大好き。散歩中にいぬと出会っても、いぬの飼い主さんに寄っていくという、愛らしい行動を見せることもあるそうです。
そんなろくくんと一緒に、家族旅行へ出かけた飼い主さん。ふらっと立ち寄った公園で、カメの遊具を見つけました。
すると、ろくくんが興味を示したそう。不思議そうに少し眺めたあと、ひょいと上に乗ったといいます。カメの上でポーズを決めると、満足げだったようです。
「ちょっと小高いところ(切り株とか石垣とか)に登りたがるので、家では“小高いところ大好きマン”と呼ばれています。このときも、なんにでも登ろうとして、さすが“小高いところ大好きマン”だなと思いました。カメがなんともいえない表情をしていていたのもおもしろくて、旅先での良い記念写真になりました」
物語を彷彿とさせる、なんともユニークな一枚。また家族旅行をしたときにも、素敵な写真が撮れると良いですね。
○取材協力:柴犬ろく(@roku125shiba)さん
(Hint-Pot編集部)