元保護ねこは、新しい環境に慣れるまでに時間がかかることも少なくありません。X（ツイッター）では、前足で飼い主さんをチョンチョンと叩く元保護ねこが、4.9万件もの“いいね”を集めて話題になっています。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。

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チョンチョンと控えめに甘える元保護ねこ

「かまってほしいときのチョンチョン　なかなか奥ゆかしきねこ」

　そんなコメントとともに投稿された動画には、飼い主さんの足元にちょこんと座るねこが映っています。かまってほしいのか、前足で控えめにチョンチョンと3回タッチ。どこか遠慮がちな仕草に、愛らしさを感じます。

　この動画は、Xで4.9万件もの“いいね”を集めました。リプライ（返信）や引用リポストには「『チョンチョン』の仕草が本当に愛らしいですね」「いいですね　うちのねこさんなら噛みます」「本当にかわいい」などの声が寄せられています。

控えめだけれど甘えん坊なオリビアちゃん

　話題になったのは、元保護ねこの「オリビア」ちゃん。推定3歳の女の子で、臆病で怖がりですが、とても甘えん坊な性格だといいます。愛らしいお名前は、保護ねこ団体によってつけられました。

　飼い主さんの家には「ナミ」ちゃんという元保護ねこも一緒に住んでします。長いヒゲと、半長毛のふさふさシッポが自慢です。

　2匹は、保護ねこ活動をしている動物病院が開催した譲渡会で、同じケージに入れられていました。それぞれ別の時期に保護されましたが、同じエリアで保護されたため、血縁関係があるかもしれないとのこと。この運命的な出会いから、飼い主さんは2匹を家族として迎え入れました。