どうぶつ
「鳥って『何も考えていないイメージ』があるけれど…」 長寿のオカメインコの賢い遊びに驚きの声 「人間が遊んでもらっていますね」
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長寿の秘訣は適切なケア お迎え前には専門書を読むことも重要

愛鳥の健康管理に人一倍気を配っていた飼い主さん。ハナくんが26歳という長寿を全うできたのは、毎日の丁寧なケアがあったからこそです。
「健康管理という点では『動物は病気を隠す』という言葉を信じていたので、お迎えしたばかりの頃から毎朝の体重測定を習慣化していました。不自然な体重の減少があれば、すぐに獣医さんに診てもらうことができ、その結果、26年という比較的長生きな寿命に繋がったと思います。26歳という寿命は無病だったわけではなく、病気の早期発見・早期治療の積み重ねでした」
オカメインコの飼育には、多くの人が知らない重要なポイントがあります。飼い主さんは、これから飼育を考えている人に向けてアドバイスを送っています。
「山ほどあるので、とにかく飼育書を手に取ってほしいですが、インコはとてもビビりで臆病です。初めて見たものをかなり警戒します。新しいオモチャを買ったときは、インコが興味を持つまで下手に近づけず、インコの方が安心して近づくのを気長に待つ必要があります」
適切な飼育をすれば長く一緒にいられる一方で、知識不足は愛鳥の寿命を縮めてしまう場合もあるといいます。
「オカメインコは適切に飼育すれば20年以上、なかには30年以上生きることもあります。一方で、不適切な飼育では肥満や栄養失調などから平均7年ほどで亡くなってしまうことも少なくありません。とくに体重管理を怠ると肥満になり、脂肪肝から肝疾患へと進行するケースも多いです。繰り返しますが、お迎えをするときは事前にしっかりと飼育書を読んでほしいです」
賢くてとてもかわいらしいハナくんの姿は、YouTubeチャンネルや飼い主さんがニコニコ静画で公開している飼育漫画でも楽しむことができます。そこには、鳥の知性と愛らしさ、そして飼い主さんとの深い絆がたっぷりと詰まった温かい日常が描かれています。
○取材協力:いいちこインコの飼い主@花沢りん吉(@iichiko_hana)さん
(Hint-Pot編集部)