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アメリカ人「テンションが上がりました」 日本のNHKでも受けた衝撃 「至るところに売っていますよね」と感動したものとは
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日本を訪れる旅行者にとっては、日常の風景だけでなく、お店のデザインにも新鮮な驚きが隠れています。初訪日のアメリカ人女性は、テレビ局や飲食チェーンなどあらゆる場所で出合った、日本独自の文化を象徴する存在に興味津々。それはいったい、どんなものだったのでしょうか。
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卒業記念に家族からプレゼントされた日本旅行
アメリカ・テキサス州からやってきたマースさん。大学の同級生とともに、初めての日本旅行を楽しんでいます。2週間の滞在で、東京と大阪をめぐる計画です。大学ではデザインを専攻しているそうで、今回の旅は、家族からのサプライズプレゼントだったそうです。
「あと少しで大学を卒業するので、その記念に、家族から『行っておいで』とプレゼントされました。まさか日本に来られるとは思いませんでした」
さらに、大阪では、大阪・関西万博にも足を延ばしました。
「めちゃくちゃ暑い日で、どこも行列だったから、行けたパビリオンは4つ。その国独自の学びがあって、今まで生きていて知ることのなかったことを知れて、すごく良かったです」と、満足げに語りました。
「楽しさを感じられるものが多くて、テンションが上がりました」
そんなマースさんには、印象に残った日本独自の文化があるといいます。それは、あらゆる場所で目にしたキャラクターの存在です。
「日本って、キャラクターがあるブランド、お店が多いですよね。ココイチにもキャラクターがありました! オリジナルグッズがある店もあって楽しい。NHKでも、どーもくんのグッズを買っちゃいました。キャラクターのキーチェーンとか、至るところに売っていますよね!」
日本のキャラクター文化は、アニメや漫画を背景に語られることも多いですが、近年はそれにとどまりません。企業の公式キャラクターから観光地のご当地キャラクターまで、幅広く生活に浸透。親しみや楽しさを添える存在として根づいています。マースさんにとっても、そのバリエーションと日常への溶け込み方は、ユニークで印象的に映ったようです。
「アメリカだと、ゴシック体でプレーンな看板、ブランディングをよく目にするけど、日本ではデザインに楽しさを感じられるものが多くて、テンションが上がりました」と、デザインを学ぶマースさんにとって、大きな刺激になったことは間違いなさそうです。
半年後に卒業を控えているというマースさん。残りの滞在でも、日本での経験を学びに変えながら、さまざまな文化を存分に楽しんでほしいですね。
(Hint-Pot編集部)
