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「とても少ないことに驚きました」 アメリカ人が衝撃を受けた日本の光景 「意外でした」と戸惑ったこととは
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日本を訪れる外国人観光客にとって、街並みや食文化、独特な習慣など、日本ならではの魅力に触れる体験はかけがえのないものでしょう。アメリカ人一家も、日本での旅をとても楽しみにしていました。ただ、旅するなかで、少し困ったことがあったといいます。いったい、どんなことがあったのでしょうか。
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沖縄出身の母を持つアメリカ人ファミリー 2週間の旅を満喫
アメリカ・アリゾナ州からやってきた、クリスティーンさんとケンさん。息子2人とともに、家族4人で2週間の日本旅行を満喫しています。
実は、クリスティーンさんはお母さんが沖縄出身で、10代の頃に日本を訪れたことがあるそう。今回は40年以上ぶりの再訪日で、東京のほか、沖縄にも行く予定です。
「息子2人は16歳、18歳。記憶に残り、いろんなことが判断できる年齢になってから連れて来たいと思っていました。彼らのルーツ、国の文化や伝統、人々を見てほしいと思っているんです」と、クリスティーンさんは日本での家族旅行をとても楽しみにしていたと明かします。
「インバウンドを呼び込むことに迷いがあるのかな? って」
ケンさんは今回が初訪日。期待で胸がふくらむなか、実際に訪れて気づいたことがあったそうです。
「英語を話す人がとても少ないことに驚きました。ヨーロッパなどと比べても、少ないと思います。通じてはいるように思うんですが……」
「EFエデュケーション・ファースト」(スイス)の日本法人が発表した「英語能力指数(EF EPI)2024年版」によれば、日本は過去最低となる92位という結果でした。そんななかでも、親切に接してくれる日本人に感激する外国人観光客も少なくありません。ただ、ケンさんは少し残念に思ったようです。
「街中には英語の案内もほとんどないですよね。それは意外でした。もしかしたら、インバウンドを呼び込むことに迷いがあるのかな? と思ったのです。日本のみなさんは外国人観光客が来ることをどう思ってるのかなと」
英語表記の少なさに戸惑いを感じつつも、旅のエピソードのひとつとして楽しんでいるというケンさん。まだ続く旅の中で、日本の魅力をたくさん見つけてほしいですね。
(Hint-Pot編集部)
