蛇口はまさかの仕様

　当時の状況について、「直感的に『絶対に届かないな』と思いましたが一応お湯を出してみました」と振り返るまさやんさん。結局、シャワーでお湯をためて、バスタイムを過ごしたといいます。

　ところが翌日、まさやんさんは届いたリプライから驚きの発見をします。なんと、あの短い蛇口が実は伸びる仕様になっていたのです。「伸びた瞬間に衝撃を受けたのと、構造を考えた人の発想力に感心しました」と、限られたスペースを有効活用するための工夫に、まさやんさんは心から感動。

　さらに、チェックアウト後には同行の関係者から「ユニットバス内に蛇口の使い方が書いてありましたよ」と教えられたそうです。「僕自身まったく気づいていなかったです。ホテル側も珍しいものに対してちゃんとケアしてくれているんだなと思いました」と、ホテルの配慮に改めて感謝したといいます。

「ホテルに対する苦情やいらだちなどの気持ちはまったくありませんでした。むしろ非日常を経験できて楽しかったです」

遠征先のホテルではお湯をためて疲れを癒やすのがルーティン

　まさやんさんが今回宿泊したホテルは、ライブ会場から近く、料金も手頃だったそう。普段から宿泊の手続きはバンドメンバーやスタッフが行っているそうで、ライブ遠征では湯船に浸かることが多いといいます。

「普段の自宅ではシャワーで済ませることがほとんどですが、ライブ遠征先のホテル宿泊では湯船に浸かることが多いです。ホテルだと入浴前後の風呂掃除が必要ないからというのが主な理由です」

　そんなまさやんさんが所属する四星球は、11月9日（日）に東京・立川ステージガーデンで「四星球放送局FESTIVAL」という企画フェスを開催予定。次の遠征先でもゆったりお湯に浸かりながら、ライブの疲れを癒やしてほしいですね。

（Hint-Pot編集部）