日本人にとっては当たり前の生活習慣や文化でも、訪日外国人にとっては深い感動を覚えることもあります。外国人に日本食を体験してもらいながら、日本での思い出をインタビューするYouTubeチャンネル「日本食冒険記Tokyo Food Adventures」。新婚旅行で日本を訪れたコソボ共和国出身のカップルが、ある日本の文化に心を奪われました。いったい、どんなものだったのでしょうか。

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「どこもきれいで清潔」　日本の印象に感動

　新婚旅行で日本を訪れている、コソボ出身のアンゾさんとアルベさん。新婚旅行のために日本を訪れ、すでに1週間ほど滞在しているそうです。ふたりはチャンネル運営者のDaisukeさんに連れられて、創業150年以上の歴史を誇る老舗ウナギ店を訪れました。

　食事中、Daisukeさんから「日本に来て驚いたこと、カルチャーショックとかある？」と質問されると、「日本はどこもきれいで清潔だよね」とアルベさん。続いて、アンゾさんも「あと、店の試着室で靴を脱ぐのにも驚いたわ。すごくいい習慣よね！」と感動を語ります。Daisukeさんは「日本は普通の飲食店でも、靴を脱ぐ場所も多いからね」と説明しました。

　興味深いのは、アルベさんが自国の文化との共通点を見つけたことです。「コソボはイスラム教の人口が多くて、たとえば、教会に入るときは靴を脱ぐんだよ」と、宗教的な背景で靴を脱ぐ習慣があることを教えてくれました。

　日本のように日常生活のさまざまな場面で靴を脱ぐ文化は、衛生的であることだけでなく、相手への敬意を表す日本人の心遣いでもあります。さまざまな場面で実践されるこの習慣は、訪日外国人にも好印象なようです。

　動画のコメント欄には「新婚旅行で、日本を選んでくれてうれしい限りです」「楽しんでる姿に癒やされます」「いろいろな外国人の方々に、日本の和食を通して日本の魅力をもっと知っていただきたいですね」など、温かいメッセージが多数寄せられています。

（Hint-Pot編集部）