独特の食文化と豊かな味わいを持つ日本の料理。世界中の人々に愛され続けており、出張で日本を訪れたハンガリー人の男性たちも、日本食を楽しみにしてきたといいます。なかでも、母国でも人気で、「ぜひ食べたい」という日本食があるのだとか。いったい、どんな料理だったのでしょうか。

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仕事の出張で3週間滞在しているハンガリー人

　ハンガリーからの出張で、日本に3週間ほど滞在しているアコッシュさんとガボルさん、同名のガボルさんの3人。ガボルさんに東京での生活について尋ねると、街の印象を語ってくれました。

「東京はもっと人であふれていると思っていたんだ。渋谷のスクランブル交差点も行ってみたけど、ちゃんと渡れたしね」

　想像していた東京とは違う一面を発見しながら、日本を楽しんでいる様子のガボルさん。「ブダペストと比べて東京は巨大だから、エリア間の移動に時間がかかってまごついてるけど、快適に過ごしてるよ」と続けます。慣れない土地での移動に戸惑いながらも、満喫しているようです。

母国でも食べられる日本の定番のカレー

　日本滞在中、さまざまな日本食にチャレンジしているという3人。ガボルさんは、初めて食べた麺料理に感動したといいます。

「うどんは初めて食べたね。おいしかったよ」

　実は、3人の母国でもあるハンガリーでは日本食レストランが増えていて、現地の人々も日本の味を楽しんでいるのだとか。そんななかでガボルさんには、母国で親しんでいるからこそ“本場”の味を確かめたいものがあるようです。

「ハンガリーではラーメン、寿司、あと日本のカレーが人気なんだ。帰る前に、“本場”のカレーはぜひ食べたい」

　インド発祥のカレーは、イギリスを経て、明治初期に日本に伝わったといわれています。独自の発展を遂げて、今では国民食に。3週間という限られた滞在期間で、仕事の合間を縫って日本の文化と食を満喫している3人。“本場”のカレーとの出合いが、彼らの日本滞在をさらに思い出深いものにしてくれるといいですね。

（Hint-Pot編集部）