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「“本場”はやっぱりおいしいなって」 スウェーデン人が母の手料理と比べて実感 旅行初日に食べた日本食とは
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豊かな味わいと多彩なスタイルで、世界中の人々を魅了している日本の食文化。スウェーデン人のカップルは、家族にすすめられて初めて日本を訪れました。そんなふたりは到着初日の夜に、母国でもよく作って食べているという、ある料理を味わったといいます。いったい、何を食べたのでしょうか。
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「20日間、毎日おいしい日本食を食べられるなんて」
初めて日本へやってきた、スウェーデン人のフィリップさんとティルダさん。東京から始まり、大阪や京都、奈良、広島、横浜をめぐる、20日間の旅を予定しています。日本に来たきっかけは、ティルダさんの両親のすすめでした。
「実は、両親が2か月前に日本へ行ったばかりなの。それで、両親から『日本はとても良かった』とすすめられたのもあって来ました」
日本食にも大きな期待を寄せているふたりは、昼食に寿司を食べようと話していました。
「20日間、毎日おいしい日本食を食べられるなんて最高すぎる!」と、ティルダさんは声を弾ませます。
「一蘭!」 “本場”のラーメンに舌鼓
そんなふたりに、日本に来て最初に何を食べたか聞くと「昨日の夜はラーメン食べました」と教えてくれたティルダさん。続けて、フィリップさんが笑顔で「一蘭!」と店名を挙げました。
いまや世界各国で人気のラーメン。しかし、スープの取り方、麺の太さや硬さ、具材の種類までこだわり抜かれた日本のラーメンは、一線を画します。繊細な味のバランスや素材へのこだわりは、海外ではなかなか再現できないものでしょう。
「母が日本食好きで、家でもよく作るんです。ラーメンもよく作ります。だけど、“本場”はやっぱりおいしいなって(笑)」とティルダさん。日本で食べた一杯は格別だったようです。
「コクがあるよね。それに麺もおいしかった」
フィリップさんも、スープと麺の違いに感心していました。旅はまだ始まったばかり。これから訪れる各地でも、日本でしか出合えない“本物の味”が待っていそうですね。
(Hint-Pot編集部)