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「味が受け付けないんだよね」 万博で働くルクセンブルク人が明かす意外な苦手 外国人には大人気でも「嫌い」というものとは
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2025年大阪・関西万博の会期も、残り3週間を切りました。連日多くの来場者でにぎわう万博会場では、各パビリオンで働く外国人スタッフたちが、訪問者をもてなしています。デジタル技術を用いて、自国の自然や人々の暮らしなどを紹介しているルクセンブルクパビリオン。そこで働くジェロニモさんは、日本滞在を心から楽しんでいるそうです。ただ、多くの外国人が魅力を感じている“味”については「僕は嫌い」と語ります。いったい、どんなものなのでしょうか。
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警備の日本人スタッフから学んで、日本語を話せるように
ドイツ出身で、ルクセンブルクで16年間暮らすジェロニモさん。日本へ来るのは今回が初めてです。現在は、万博のルクセンブルクパビリオンのグッズショップで働いています。
ジェロニモさんがいるグッズショップ近くには、30分ごとに交代する警備の日本人スタッフが常駐しています。彼らから簡単な日本語を交代ごとに教わるようになり、今では少しずつ日本語を理解し、話せるようにもなってきたそうです。
外国人には大人気だけれど「僕は嫌い」
毎日新しい発見を楽しんでいるジェロニモさん。しかし、ひとつだけ苦手なものがあるといいます。
「観光客には人気だけど、僕は抹茶が嫌い。なんか、味が受け付けないんだよね。前に上司が抹茶ゼリーを配ってくれたんだけど、抹茶をゼリーにするなんて……! すごくおかしいと思っちゃった(苦笑)」
万博会場でも、抹茶を楽しむ外国人観光客の姿をよく見かけるというジェロニモさん。しかし、抹茶ゼリーを初めて見たときの驚きは、今でも忘れられないようです。
日本での滞在期間もあとわずか。ジェロニモさんは、日本語や文化に触れる日々を楽しみながら、万博での経験を大切に積み重ねているようです。きっと帰国後も、この体験が大きな思い出として心に残ることでしょう。
(Hint-Pot編集部)
