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国内初 “白まゆげ”がチャーミングな「キボシイワハイラックス」の赤ちゃんが誕生 「ぬいぐるみちゃんやん!」
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生まれた日から展示スペースで公開中 元気いっぱいに動き回る姿が話題
立派な“まゆげ”とまん丸のお耳がチャームポイント。げっ歯類のような愛らしさを持っていますが、近年の研究でゾウに近い動物と言われている「キボシイワハイラックス」はご存じでしょうか。埼玉県東松山市にある「埼玉県こども動物自然公園」で、今月11日、日本で初めてキボシイワハイラックスの繁殖に成功。赤ちゃん2頭が誕生しました。そこで飼育員さんに話を聞きました。
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国内でキボシイワハイラックスを飼育展示しているのは同園だけ。園内には珍しい動物が多く、昨年11月には「ウスイロホソオクモネズミ」の赤ちゃんも誕生し、こちらも国内で飼育展示しているのはここだけだといいます。
昨年9月に「eco(エコ)ハウチュー」と名付けられた小動物舎をリニューアルオープンし、キボシイワハイラックスは、ドイツのティアーパーク・ベルリンから7頭を無償譲渡されました。アフリカ東部や西南部に生息する原始的な動物で、木に登り木の葉を食べます。
妊娠期間は約200日間といわれ、誕生を待ちわびていたところ、11日の朝、2頭の赤ちゃんが地面をチョロチョロと動き回っているのが確認できたそう。赤ちゃんは生まれた日から目が開き、毛もしっかり生えています。
最初は、弱々しかったそうですが、現在は元気いっぱいに展示場内を走っており、親子一緒に動き回っていることが多いようです。そこで、赤ちゃんがガラスにぶつかるのを防いだり、親子が落ち着けるよう、展示ガラスの一部に目隠しをしているのだとか。赤ちゃんが見あたらない時は、展示場内の高い岩の上や親の陰、穴に潜り込んでいる場合もあるので、注目してみてください。
赤ちゃんの誕生が同園の公式SNSで発表されると、多くの祝福の言葉が寄せられ、「初めて聞く名前の動物だけどかわいい!」「こんなかわいい動物初めて見た……」「ぬいぐるみちゃんやん!」「眉毛素晴らしい!」など、早速そのかわいらしさにメロメロになってしまう人が続出しました。
(Hint-Pot編集部)