どうぶつ
「さすがにこれは出しすぎ注意報ですよ」 元保護ねこの舌が気になり動物病院へ→まさかの診断に爆笑
公開日: / 更新日:

愛猫のなにげない仕草に、思わず笑ってしまうことがありますよね。ただ、ときには病気を疑い、心配になることもあるでしょう。X(ツイッター)では、茶トラのねこが見せた豪快な舌出しが、1.5万件もの“いいね”を集めて話題になっています。獣医さんに動画を観てもらったところ、思わず笑ってしまうような診断結果だったようです。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。
◇ ◇ ◇
舌をしまい忘れたねこ
「さすがにこれは出しすぎ注意報ですよ、ポン子さん。速やかにしまってください」
そんなコメントとともに投稿された動画には、舌をべろんと出したまままったりする、茶トラのねこが映っています。目が虚ろで、少し眠そうな表情です。
飼い主さんが指先でちょんちょんと舌をつつき、「しまって」というように合図。しかし、ねこは「何か問題でも?」とでも言いたげな表情で、そのまま舌を出し続けます。
この動画がXに投稿されると、1.5万件もの“いいね”を集めました。リプライ(返信)には「こ、これがねこ界のアインシュタインですか……!」「予想を超えてた」「これまた豪快に出てますね」など、さまざまな声が寄せられています。
「舌のしまい忘れでしょう」

舌を出していたのは、元保護ねこの女の子で10歳の「ポン子」ちゃん。毛づくろいの途中で舌をしまい忘れてしまうという、愛らしい癖を持っています。
話題の動画が撮影された日も、べろんと舌が出ていました。飼い主さんが指で優しくつついて合図すると、素直に舌をしまい、テーブルの上で寝ていたそうです。
ただ、この日はいつもに増して舌が出ていたそう。飼い主さんは心配になり、ポン子ちゃんを連れて病院を受診しました。
「舌が出ている動画を獣医さんに観てもらい、口内の異常や体調不良がないか調べてもらった結果、『舌のしまい忘れでしょう』とのことでした」
病気ではないことがわかり、ほっと胸を撫で下ろした飼い主さん。舌を出すポン子ちゃんの様子を投稿すると、同じように舌を出すねこの動画や写真がたくさん寄せられ、不安な気持ちもすっかり拭えたようです。
飼い主さんにたくさんの愛情を注がれるポン子ちゃん。舌のしまい忘れに気をつけながら、これからも幸せな時間を過ごしてほしいですね。
○取材協力:田中よーちん(@yochin_tanaka)さん
(Hint-Pot編集部)