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「クレイジーで個性的な人も」 オーストリア人が日本のファッションに感動 「ファッショナブル」と称賛したスタイルとは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

オーストリアから来た(左から)ヤコブさんとマックスさん【写真:Hint-Pot編集部】
オーストリアから来た(左から)ヤコブさんとマックスさん【写真:Hint-Pot編集部】

 日本独特のファッション文化は、多くの外国人観光客の目を引きます。街を歩けばさまざまなスタイルの人々が行き交い、その多様性と個性は、訪日外国人にとって新鮮な驚きとなることも。オーストリアから初めて日本を訪れた大学生2人も、日本人のファッションセンスに強い印象を受けているようです。いったい、どんなファッションだったのでしょうか。

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母親がきっかけで3週間の旅へ

 オーストリアのウィーンから来たマックスさんとヤコブさん。マックスさんの母親が仕事で頻繁に日本を訪れていることから、大学の夏休みを利用し、友人のヤコブさんと一緒に日本旅行を計画しました。

「母が日本のことをよく教えてくれるから、来てみたかったんだ。日本はふたりとも初めてだよ」と話すマックスさん。計3週間の滞在で、大阪や京都、神戸、伊豆、そして東京と各地をめぐっています。

「訪れたなかでは、東京がすごく刺激的で楽しい。インドアゴルフに行ったり、下北沢に古着を見に行ったり、神社やお寺に行ったり。アクティビティが尽きないよ。食の体験も無数にあるし」

世界的ブランドから古着まで豊富な選択肢

 そんなふたりにとって印象的だったのが、日本のファッション文化でした。各地をめぐるなかで、さまざまなスタイルに触れる機会が多くあったといいます。

「日本では、洋服もたくさん買ったよ。世界的なアパレルブランドから、状態のいい古着までバラエティが豊かだね」

 そう話すヤコブさんは、日本のファッション業界の充実ぶりに感心している様子です。マックスさんも、日本人のファッションセンスに驚いているひとりです。

「なんて言えばいいんだろう……。オーストリアでは見られないファッションが多いね。たとえば、Tシャツの上に何かを重ねたりとか、パンツの上にフリルを重ねたりとか。なかにはクレイジーで個性的な人もいるし、日本人はファッショナブルだなと思って見ているよ」

 レイヤードスタイルやフリルを取り入れたコーディネートなど、日本ならではの自由な発想のファッションに、新鮮な魅力を感じているようです。日本では、型にはまらない自分らしいスタイルを追求する人が多く、その多様性は海外からも注目されています。

 ふたりの旅はまだまだ続きます。異文化への敬意と好奇心を持ちながら、たくさんのファッション体験ができるといいですね。

(Hint-Pot編集部)