消えた絵の具はどこに？

　残量ではなく、中身ごとないという予想外の展開に、しょうこさんは配偶者さんと大笑い。確認したとき、息子さんはすでに寝ていたため、絵の具についてすぐに聞けなかったそうですが、後日明らかになったことがありました。

　なんと、絵の具だけ別のバッグに入っていたのです。「箱と別で中身だけバッグに入れたのだろうなと思っています」としょうこさんは笑います。

　見つかった絵の具はほとんどが残っていなかったため、新しく購入し、補充しました。見本通り補充した12色の絵の具を見せたところ、息子さんは予想外の反応を見せたそうです。

「『こう並べるんだよ』と見本と違う順に並び替えていました。彼なりのこだわりがあるのだなぁと感じました」

「同志がこんなにも…と勇気が湧きました！」

　投稿は大きな反響となり、同じような経験をした人から微笑ましい声が上がった一方、絵の具が誰かに隠されてしまったのではと心配してくれる人もいたそう。さまざまな声が届き、しょうこさんはとても励まされたといいます。

「親の思慮が足らない部分も勉強になりました。子どもを守るためにも、多方面で物事を考えられる親になれたらいいなぁとも考えた次第です。今回のことで、さまざまな子どもびっくりエピソードも多く拝見し、子どもが小学生に上がる覚悟もできました(笑)。同志がこんなにも……と勇気が湧きました！」

　これからますます大きくなる息子さん。成長するにつれ、どんな驚きや感動を運んできてくれるか、楽しみですね。

（Hint-Pot編集部）