いよいよフィナーレへ向かう、2025年大阪・関西万博。多くの来場者でにぎわうなか、会場では外国人スタッフが活躍しています。持続可能な未来に向けた循環型社会の実現をテーマに、革新的な環境技術やサステナブルなライフスタイルを提案するルクセンブルク館。そこでボランティアとして働くアレンさんは、日本の居酒屋で出合った食べ物に感動したといいます。いったい、どんなものを味わったのでしょうか。

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ボランティアスタッフとして日本に滞在

　ルクセンブルク出身のアレンさんは、8月上旬に初めて日本の地を踏みました。万博終了の10月中旬まで、ボランティアスタッフとして滞在する予定です。

「最高な経験になると思う。多文化が集まる万博には前からとても興味があったし、新しいテクノロジーやサステナブルな取り組みを知ることもできる。それに日本にも行けるっていうのも、今回ボランティアに応募した要因のひとつだわ」

　万博という国際的な舞台で働ける喜びを、うれしそうに語るアレンさん。日本で生活するなか、初めて触れる文化や日常の中で多くの発見があったといいます。

初めて食べた日本のスイーツがお気に入りに

　なかでも、仲間に誘われて行く居酒屋で出合った、食べ物が印象に残っているそう。とくに気に入ったのは、母国ではあまり食べない食材を使ったデザートでした。

「日本ではよく居酒屋に連れて行ってもらうんだけど、焼き鳥が好き。あと、初めて食べたんだけど、さつまいもにアイスクリームがのっているデザート！　さつまいもはあまり食べないから、とてもおいしいな～って」

　アレンさんを魅了したのは、ホクホクのさつまいもに、ひんやりとしたアイスクリームを添えた一品。アレンさんは普段、さつまいもを食べる習慣がほとんどないそうで、この組み合わせは新鮮な体験になったようです。

　世界中から人々が集まる万博会場。そこで働く外国人スタッフたちにとって、日本のオリジナリティあふれる食べ物が特別な思い出になっているようです。

（Hint-Pot編集部）