どうぶつ
「あまりにもネコチャンすぎて笑うしかない」→障子を豪快に登り破壊する子ねこ 飼い主も笑いが止まらず 3.9万“いいね”
公開日: / 更新日:

ねこを飼っている家で障子を使うのは、ある意味覚悟が必要かもしれません。爪を立てて破いたり、穴を開けたりと、ねこにとって格好の遊び場になってしまうことも。X(ツイッター)は、障子を豪快に登りながら破壊していく子ねこが話題になっています。笑わずにはいられない光景に、3.9万件もの“いいね”が。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。
◇ ◇ ◇
障子を登りながら次々と穴を開ける子ねこ
「あまりにもネコチャンすぎて、もう笑うしかない(白目)」
そんなコメントとともに投稿された動画には、障子を見上げる子ねこが映っています。ねこは布団の上から障子に飛びつくと、爪を立てて穴を開けました。そして、体を大きく伸ばしてするすると上へ登り、障子を次々と破りながら進みます。
その豪快な姿に、撮影者の笑い声が徐々に大きくなっていきます。障子の角部分を活用して体勢を変え、さらに高い位置を目指すねこ。滑り落ちそうになりながらも爪で食い止め、頂点近くまで登ると満足げに一時停止しました。そして最後は勢いよく下へ飛び降り、布団の上に着地します。
この動画はなんと3.9万件もの“いいね”を集めました。リプライ(返信)には「ねこ作成のボロボロになった障子は見たことがありますが、制作風景の動画はあまりお見かけしないので、とても貴重な動画をありがとうございます」「おもしろすぎて観ているほうも止められない気持ちわかります」「諦めとともに受け入れるしかありません。こうして下僕体質は鍛えられていきます」など、共感の声が数多く寄せられています。
なかには、「ねこの『N』ですかね。さすがです」と、偶然Nの字に破けた部分に注目する人も。飼い主さんも「NNNの指令だったのか……」と納得していました。
天真爛漫で暴れん坊のまなちゃん

注目を集めたねこの名前は「まな」ちゃん。元保護ねこで、生後8か月の女の子です。飼い主さんは保健所のサイトを通じてまなちゃんを知り、譲渡会で実際に会ってからお迎えを決めたといいます。
動画を撮影したときの状況について、飼い主さんはこう振り返ります。
「晩酌しながらネットを観ていたと思います。虫を追いかけているような仕草が見えたので、カメラに切り替えて撮影しました」
飼い主さんの家では、まなちゃんのほかに先住犬で14歳の「レオ」くん、先住ねこで9歳の「なぎ」ちゃんとも暮らしています。そのため、障子にはもともとねこによる穴や、飼い主さんがうっかり破ってしまった穴もありました。
「最初は破らずに桟だけ伝って登っていたので、うまいこと登るなぁと感心していました。途中でズボッといったときは『やっぱり!』と思いましたが、笑えるのでそのまま撮り続けました」
破れてしまった障子をすぐに張り替えることはあまりないそう。「今回もしばらくはそのままにして、年末に気が向いたら張り替えると思います」と語ります。
ねこと暮らす日常では、障子が破れることも日常茶飯事。諦めと愛情が入り混じった、ねことの共同生活ならではのエピソードに、多くの人が共感しました。
○取材協力:けも(@sokonron)さん
(Hint-Pot編集部)