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「同じくらいの量だったら1000円はする」 オーストラリア人が日本のコンビニで驚きの発見 母国ではあり得ない「一番」気に入ったものとは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

オーストラリアからやってきた、(左から)ルビーさんとジェレミーさん【写真:Hint-Pot編集部】
オーストラリアからやってきた、(左から)ルビーさんとジェレミーさん【写真:Hint-Pot編集部】

 訪日外国人が驚くことのひとつに、日本のコンビニエンスストアの充実ぶりがあります。日本人にとっては当たり前でも、彼らには新鮮に映るようです。オーストラリアからやってきたカップルも、日本のコンビニで思わぬ発見をして驚いたといいます。いったい、どんなものと出合ったのでしょうか。

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大学卒業後、憧れの日本へ

 オーストラリアのメルボルン出身のルビーさんとジェレミーさん。ふたりとも今回が初訪日です。2週間の滞在を予定していて、大阪と東京をめぐるといいます。

 当初はアジア数か国へ行く案もあったそうですが、最終的に日本だけに絞りました。旅先に日本を選んだ理由について、ジェレミーさんはうれしそうに語ります。

「大学を卒業して、少し時間が空いたタイミングで旅行を決めたんだ。日本食、文化、あと神社とか伝統に触れたくて」

 ルビーさんは、「日本だけで2週間過ごすことにして正解だったわ。見たいところもたくさんあるし」と大満足。「大阪では道頓堀が印象に残ってる。何もかもが快適で、帰りたくないくらいだよ」と、ジェレミーさんもすっかり日本の魅力にとりつかれている様子です。

コンビニで見つけた驚きのもの

 初めて日本を訪れたふたりにとって、毎日が驚きの連続だそう。とくに、コンビニは新鮮な体験になったといいます。

「僕たちにとって新しい経験だったのはコンビニグルメ。おにぎりが最高! でも一番はグラス入りの日本酒! 普通にほかのドリンクやフードと一緒に売り場に並んでて、あの値段で買えるのにびっくりした」

 日本では、コンビニでも手軽にアルコールが購入できます。一方、オーストラリアでは事情が大きく異なるといいます。

「オーストラリアだとアルコールの売り場は分かれていて、同じくらいの量のアルコールだったら1000円はすると思う。身分証明書の提示も必要だしね」

 オーストラリアでは18歳から飲酒が認められていますが、アルコールの購入やパブの利用時には、パスポートや写真付きの身分証の提示が一般的。また、酒類は専門の酒店や許可を得た店舗での販売が基本とされています。

「日本だとレジで年齢が達してるか確認する仕組みだよね。あれも良くできているなと思ったよ」

 日本では、セルフレジなどで年齢確認を行うシステムが導入されており、ジェレミーさんにとっては、その点も目新しく感じられたようです。

 コンビニグルメを楽しみながら、日本の文化に触れているふたり。残りの滞在期間も、いろいろな発見を楽しんでほしいですね。

(Hint-Pot編集部)