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昨年は「爆発」→「今年も実験をしました」 植物から採取した“毛皮”の意外な活用法に驚きの声 「民芸品のような素朴なかわいさ」「おもしろいね」
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重ねた試行錯誤 成功のカギはタイミングと固定方法

今年は爆発もなく、実験を大成功させたinoriさん。ガマの穂から“毛皮”を取る方法については、試行錯誤を重ねたようです。
「透明の粘着テープは、ガマの穂の表面に対しては粘着力が弱く、貼ってもすぐにはがれてしまいました。また、ガマの穂が自然に爆発する前に強引にはがしたものは、毛がまだ固く、毛皮というよりフェルトに近くなりました」
理想的な“毛皮”を採取するための最も重要なポイントは「しっかりガムテープを貼るか、木工用ボンドを塗り込むこと」だそう。タイミングと固定方法が、成功のカギを握っているようです。
自然素材だけで作られたマスコット

かわいらしいマスコットは、“毛皮”を採取しその日のうちに完成しました。サイズは6センチほどで、1本の穂から4体ほど作れたそうです。また、目や口にも、身近な植物の素材が活用されているといいます。
「いろいろな植物の種を工作用にストックしているのですが、目はアケビの種だと思います。ウサギの口はオヒシバの穂の軸です」
完成したマスコットについて、「想像通りかわいくて満足でした」と話すinoriさん。試行錯誤の末にたどり着いた成功から、充実感が伝わってきます。
そんなinoriさんは、自然素材を使った遊びのヒントが詰まった「野ねずみきょうだいの草花あそび」(福音館書店)を上梓。季節に合わせた草花に触れる楽しさや、植物が持つ魅力を知ることができますよ。
(Hint-Pot編集部)