孫が心を込めて作ったワンピースを着るおばあちゃん。その姿があまりにも美しく、X（ツイッター）で話題になっています。深い赤色の一着に込められた思いとは、いったいどのようなものなのでしょうか。投稿者の恒川寛弥（@HiroyaTsunekawa）さんに、詳しいお話を伺いました。

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手作りのワンピースに包まれる、品のある温かみ

「作ったワンピース着てくれたんだけど、うちのばあちゃん似合いすぎ……」

　そんなコメントともに投稿された3枚の写真。1枚目には、赤いワンピースを着て、椅子に腰かけるおばあちゃんが写っています。2枚目ではワンピースの襟元と上半身、3枚目では袖口と手元をクローズアップしています。

　クラシックで、フェミニンなデザインのワンピース。生地はコーデュロイで、ガーネットのような深い赤色が特徴です。秋冬向きの温かみのある質感で、おばあちゃんの肌の白さと調和し、品のある大人のかわいらしさを引き立てています。

　全体のシルエットはゆったりとしていて、動きやすさのなかにも上品さが感じられます。手作りならではの温かみと、襟や袖のフリルの均等さ、ボタンの統一感といった細やかなディテールが光り、おばあちゃんの人生の深みを象徴するような一着に仕上がっています。

　投稿には、5.1万件の“いいね”が集まりました。リプライ（返信）には「上品さがにじみ出て……とてもきれいで素敵です」「おばあ様の人生の年輪が深く刻まれた手と、ガーネットのような深みのある赤がしっくりとなじんで本当に美しいです」「おばあ様の品の良さが引き立っていますね！」といった、心温まる声が多数寄せられています。